こんにちは、たき子です。
コロナもひとまず緊急事態宣言が解除になりそうですね。
コロナ引きこもりの間おやつ作りに励む傍ら昔南太平洋を訪れた時の旅日誌をまとめてみることにしました。
旅行したい病でムラムラしながら思いかえしてみた南太平洋アイランドホッピング回顧録その①です。
4ヶ月間の一人旅
南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。
長年勤めていた会社を退職したタイミングで念願果たして南太平洋へ旅立ったのはもう20年以上も前のこと。
なぜ4ヶ月間かというと、帰りの航空券を持っていないと出国させてくれなかったからなんです。
そして航空券を予約できた最長が4ヶ月後の便だったんですね。
4ヶ月なら期間的にちょうどいいかなという感じでもありましたし。
なお、写真は当時のプリント写真(しかも写るんですで撮影したやつ)をスマホのカメラで撮ってアップしていますので画質が悪いことをお断りしておきますm(__)m
フィジーってどんな国?
まず訪れたのはフィジー共和国。
南太平洋に浮かぶ330もの島々でできた国で総面積は四国よりやや大きい程度です。
いわゆる常夏の島で人種的には先住民メラニアンが多く黒い肌にパンチパーマ。
イギリスの植民地だった時代(1874-1970)に砂糖製造のため送りこまれたインド人が定住しているため人口の半分はインド人でもあります。
公用語は英語ですがフィジー人同士はフィジー語、インド人同士はヒンディー語を使うのでこうなるとさっぱりコミュニケーションがとれません。
かといって、英語でコミュニケーションがとれたのかと言うとそんなことはなく、英語でさえ片言しか喋れないたき子はこの後たびたび語学力のなさに困ることになります。
こうした言葉の壁はありますが、基本明るくフレンドリーなフィジーは「ブラ」さえ覚えておけばなんとかなる国でもあります。
「こんにちは」は「ブラ」、
「さようなら」も「ブラ」、
「ありがとう」も「おやすみ」も多くの挨拶は「ブラ!」ですむんですね。
治安が良いので南太平洋の中でも人気の国なんです。
ノープランでフィジーへ
たき子が訪れたのは日本の夏なのでフィジーでは冬。
といっても朝晩やや冷え込む程度の半袖オーケーな感じ。
リュックの中には着替え、身の回り品、水着、カメラ写るんです3個、シュノーケル&マスク、行き帰りの航空券、パスポート、ウォークマン。
それだけ背負ってフィジーの本島ビチレブ島にあるナンディ国際空港へ到着しました。
旅行プランは『まずはフィジーへ行く』、以上!
そう、着いた後はまったくのノープランだったんですね( ̄▽ ̄;)
そこでナンディ空港で旅行代理店アドベンチャー(日本人スタッフがいる)を頼ることにしました。
アドベンチャーは仕事なので、たき子のようななーんにも考えず渡航してきた右も左もわからない旅行者にも親切に旅のアドバイスをしてくれます。良かった良かった♪
そんなアドベンチャーに勧められたのはビーチカマー・アイランド・リゾート。
小さい島1つが丸ごとリゾートになっているレジャー島です。
海外旅行初心者マークのたき子が手始めに訪れるには良さそうなので早速ビーチカマーへ向かいました。
ビーチカマー・アイランド・リゾートへ
ビーチカマーはナンディ空港の近くにあるデナラウ港から船で30分で行ける小島で1周歩いても15分↓↓
部屋はドミトリー。
要はたこ部屋ですね!
でもここのたこ部屋はとてつもなく広い。
体育館みたいに広い部屋にベッドが100個ぐらいあるんだもん。
イメージでは映画で観る野戦病院みたいな感じ。
そしてドミトリーに泊まっているほとんどが西洋人。
日本人観光客はブレ(フィジースタイルのバンガロー)やロッジに泊まってるんですよね。
ドミトリーは男も女も関係なくて、洗濯したTシャツもパンツもみんなベッドの脇に普通に引っ掛けて干してます。
ううぬ。。。オトコの前でパンツを干す勇気はないっ!文化がちが~う!
情報の大切さを初めて知る
ビーチカマーでは水上スキーやパラセイリングなどいろんなアクティビティがあるのですが、貧乏旅なので日本から持ってきたマスク&シュノーケルでもっぱら昼間はシュノーケリング。
夜はバーで親しくなった旅行者たちと飲み明かしました。
新婚旅行で来てる日本人夫婦とも仲良くなり、たき子がリュック1つという軽装で、しかもガイドブックも持っていないことを知ると心配してくれて、もう使わないからと「地球の歩き方」を譲ってくださいました。
ここで初めて情報の大切さを知ることとなります。 ←遅い
地球の歩き方って役立つのね~!
行き当たりばったりとはいえ、右も左もわからないより最低限の情報はあるほうが心強い(๑˃ᴗ˂)و♡
ちなみに地球の歩き方をくれた新婚夫婦はフィジーの明るさに惹かれその後何度か訪れたそうですが、その後急激に地球温暖化が進み、ここビーチカマーは砂浜がほとんどなくなってしまったのだそうです。
もちろんそんな島国は世界各地にありますが。
さあ、ビーチカマーを後にして次に向かったのはフィジー本島ビチレブ島のコーラルコーストです。旅はまだ始まったばかりなのです。
ところが次の訪問先で早くも1つ目の旅の洗礼を受けることになるのですが、それはまた次回よければまた遊びに来てくださいね(^^)/~~~