こんにちは、たき子です。
南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。
長年勤めていた会社を退職したタイミングでその夢を実行に移したのはもう20年以上も前のこと。
4ヶ月間に及ぶ南太平洋一人旅の回顧録その⑫はバヌアツのエスプリッツサント島です。
シャンパンビーチへ
エスプリッツサント島はバヌアツ最大の島。
島の西半分は未開のジャングルで、西洋文化を全く受け入れず生活している原住民も住んでいるそうです。
バヌアツに来た目的のシャンパンビーチへ。
着いたときは天気が悪かったけど翌朝は晴れた。
いいぞ!ガンバレ高気圧!!
南太平洋でもっとも美しいビーチというのはダテではないですね!
透明度がえげつない。
パウダーサンドの砂浜も美しいけど、それより何より水質がすごい!
ここまで透明度の高い水は経験がありません( ゚д゚)
ビーチ自体は思ったよりこぢんまりしており、日本人はおろか観光客がほとんど来ないらしいです。
人はいないけど朝ビーチに牛さんの団体がのっそりやって来て10分ぐらい水辺でくつろいだと思うとおもむろに去っていった。。。もしかして牛専用ビーチだったのか!?
シャンパンビーチという名前の由来にはいくつもの説があるけど、海底から湧き出る真水が海水と混ざる時に揺らめきを作りそれが光と乱反射してシャンパンのように見えるからという説が有力なのだそう。
ビーチは貸し切り状態で、ワインの空き袋を浮きに一人プ〜カプカ浮いてると最高に気持ち良い〜。
こんなにキレイなんだもん、シュノーケリングしなくっちゃね!
ブクブクブク。。。海の中は熱帯魚天国。
すごい数の小魚の大群が岩のように怖いぐらいの大きい影を作ったりしてた。
リーフの外までは行かなかったから大物は見てないけどね。
実は一人で潜るときは基本安全圏内でのシュノーケリングなんだ。
これまでの人生で、離岸流に流されたり、海面は穏やかなのに中は流れが早くて潮に流されかけたり、電気クラゲに巻きつかれて死にそうな思いしたこともあるから、海の怖さはわりと知ってるの。
その点案外チキンなんだよ(*´艸`)
人は順応してゆくのだね
シャンパンビーチに面した宿は毎日ベッドメイキングをしてくれるし部屋に飾ってくれるプルメリアがいい香りで快適だった。
シャワーは使えないことが多いけど(*´艸`)
海が目の前で窓ガラスがないので波の音がよく聞こえる。
コテージ形式なので食堂へ行くにはいったん外に出ないといけないんだけど、食べ終えて部屋に戻る頃にはとっぷり日が暮れ、そうなると本当に真っ暗でどの部屋か全くわからないの。
こういう国を旅行するのにはペンライトが必須なんだけど途中で失くしてしまった。
仕方なく行きに部屋までの距離を歩数ではかっておいて、真っ暗な中でも部屋までたどりつけるようになった。
この他、満月に近い夜はギリギリ月明かりで文庫本も読めるようになったし、相変わらずココナッツを拾い食いして犬と分け合って食べたり、海で泳いだ後シャワーの水が出なければ潮まみれの体のまま寝ちゃったり。。。ナスDの足下にも及ばないけど次第に環境に順応してきた気がする(*´艸`)
そしてやはり海とともに星空がすごい。
満天の星空に流れる星と交わるホタル。
流れ星なのかホタルなのかわからないほどだった。
シャンパンビーチへの道中に寄ってもらったジャッキーズブルーホール。湧き水でできた湖で青い絵の具を溶かしたような青い水の色からブルーホールと呼ばれている
さて、これまでフィジー→サモア→クック諸島→ニューカレドニア→バヌアツと回ってきて、旅の最後は再びフィジーに戻ります。
これまでお付き合いいただいたこのシリーズも次回で多分最終回になると思いますのでよければまた遊びに来てくださいね(@^^)/~~~