こんにちは、たき子です。
南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。
長年勤めていた会社を退職したタイミングでその夢を実行に移したのはもう20年以上も前のこと。
4ヶ月間に及ぶ南太平洋一人旅の回顧録、最終回は再びフィジーに戻ってきました。
フィジーへ母がやってきた
バヌアツからフィジーへ戻り、日本から母がやってきた。
老親として当然のことなのかもしれないけど、海外の女一人旅を心配するので時々母には電話をしていたの。
だけどその度グダグダ言うのでつい「別に危ないことは何も無いし危険な場所でもない。そんなに心配なら来てみたら!?」と勢いで言ってしまったのだった。
するとちょっと間考えてすぐ本当に来るという答えが返ってきたので、パスポートの申請方法、フィジーまでの航空券の取り方、出国&入国の仕方など詳しく指南した手紙を書いて送ったんだよね。
そんなわけで海外旅行などしたことのない昭和一桁生まれの母がはるばるフィジーへやってきた。
訪れたのはフィジー南西に位置するナタンドラビーチでフィジー本島ビチレブ島でもっとも美しいとされている場所。
さすがに母を安宿に泊まらせるわけにはいかないので、今回はナタンドラビーチリゾートホテルに宿泊。
ここは16歳以下お断りで団体客も受け入れていない大人のリゾートで、これまでたき子が泊まってきたホテルとは宿泊費も一桁違う。
ナタンドラから移動しトレジャーアイランドリゾートへ。
トレジャーは、今回の度で一番最初に泊まったビーチカマーと同じ島丸ごとのリゾートアイランド。
母に付き合ってメケショーを見たりショッピングをしたりと観光客ぽいことをした。
母は南国の海も初めての体験。
一人で海外に行ったことが自信になり、フィジーの海も底抜けに明るい南国ムードも満喫し、心配していたのもどこ吹く風。
10日ほどフィジーで過ごしるんるん気分で帰っていった。
一生に1度のいい思い出になったみたいなので勢いで誘って良かったかな。
ド迫力のシャークダイビング
母を見送った後マタマノア島に滞在し、マナ島でこの旅の期間中唯一のスキューバダイビングをした。
スキューバダイビングのライセンス(一番簡単なオープンウォーター)は持っているのだけど、基本素潜りが好きだしお金もかかるのでスキューバダイビングをするつもりはなかったのよね。
だけど、マナ島で名物インストラクター・アビによる『シャーク・フィーディング』を体験できるって知ってそれなら潜ってみようと思ったの。
久しぶりのダイビングで器具の扱いを覚えてるか心配したけど、タンクの装備やエアーの開け閉めまでやってくれたので心配は杞憂だったわ。
これまでたき子がダイビングをしていたのは沖縄のダイビングショップでバイトしていた頃だったので、お客さんじゃないから自分の事は全部自分でやらなきゃいけなかったんだよね。
だからダイビングはしんどいっていうイメージがあったんだけど上げ膳据え膳でやってくれるのは楽ちんでいいな♡
1本目のエントリーで潜るなりサメが来た。
アビの持つ餌に魚が集まり、その魚を目当てにダイバーの周囲を大小のサメが旋回。
大きめの熱帯魚をガブリとくわえ、尾びれだけがぴくぴくサメの口からはみ出ている様はド迫力。
アビはサメだけではなくウツボも手なづけていて、手にじゃれるように巻きついてきたウツボをなでるアビ。
このシャーク・フィーディング中はアビの体は神からのパワーを授かりサメが彼を襲うことはないのだそう。しかもそのパワーは一緒に潜る全てのダイバーにも分け与えられるのだそうよ。
サメの他にはナポレオンフィッシュも見ることができた。
友人が合流
この後、フィジーを案内するから遊びにおいでよと誘った友人2人がやってきて4ヶ月の旅の最後は友人達とマナ島で過ごしたの。
最後はリゾートしたよ。
南国ならではの歓迎を受けショーを楽しみお土産屋を茶化しにゆき。
民家ではないパフォーマンスとしてのカバは民族衣装でもてなしてくれる。
浅瀬でのカヌーやシュノーケリング。
パンを持って海に入り魚を集めたり。
そして4ヶ月の南太平洋アイランドホッピングを終え友人達と共に帰国しました。
この間訪れた国は5カ国、足を踏み入れた島は22箇所。
もう一度行きたいのはフィジーとニューカレドニア、美しいホワイトサンドはニューカレドニアのリフー島ロンガニビーチ、美しいビーチはニューカレドニアのウベア島、一番透明度の高い海はバヌアツのシャンパンビーチ。
お風呂事情はホットシャワー55回、水シャワーが54回、川が5回。
飲んだビールが35杯、カバが50杯でした。
このシリーズはこれでおしまい。
最後まで読んでくださった方々には本当に感謝です!!
コロナが収束すれば再訪したい場所も新たに訪れたい場所も国内外共にたくさんある。
もちろん時間とお金の都合があるからなかなか実現しないけど、体が元気なうちにできる限り訪れたい。
人間いつ死ぬかわからないものね!
死ぬ直前まで旅ができたらいいなあ(≧∇≦)b