こんにちは、たき子です。
ちょっと間が開いてしまいましたが、フィリピン・セブ島沖に浮かぶ東京ドームほどの大きさのカオハガン島を再訪した時の回顧録、カオハガンシリーズの最終回となる5回目はカオハガンで過ごした大晦日です。
人生初の豚の丸焼き
今からもう数年前のことですが、たき子と息子は年末年始をカオハガン島で過ごしたの。
大晦日のご馳走は人生初の豚の丸焼き。
砂浜にテーブルを運んで大晦日の特別ディナーだった。
こんがりと焼けた豚。
ゲストの中に台湾人の方が来ていてその女性の差し入れで、ありがたくご相伴にあずかったってわけ。
前回の記事で書いたように、その日の朝ボハール島の朝市から連れ帰るため袋に入れられた子豚たちの怯える姿を目の当たりにしたところだったので、丸焼きはなかなかリアルなイメージがあったわ。
豚の丸焼き、焼きそば、魚の塩焼き、ライス、ビール。
初めて食べた豚の丸焼きは想像以上に皮がパリッとしていて硬くて噛みきれないほど歯ごたえがあった。
豚の皮って煮込むとゼラチン状にぷるぷるだけど焼くとこんなにしっかりした食感なんだね!
島民のライブ演奏とダンスタイム
食後、島のお兄さんたちによる演奏。
ダンスも始まり息子も皆と踊りの中へ。
さすが今の子は授業でダンスが必修ってのもあるのかダンスに対して気後れしないのね!
日本ではなかなか味わえない豪快なご馳走とビーチでのダンス。
こうして大晦日の夜は更けていったの。
夜はゲストと交流
大晦日ナイト以外の夜はたいていゲストの皆とラミーゲームに興じていた。
突然村のお兄さんたちが演奏に来ることもあった。
思いっきりピンボケ写真で残念ー。
帰国。さよならカオハガン
帰国する日は夜中の3時40分に起き真っ暗な中セブ島へ。
乗り継いだ小舟で夜光虫が波間にキラキラ光るのが見えた。
早起きはつらくてとっても眠たかったけど、星空が素晴らしく天の川まで見れたんだからこの時間の船でで良かったな!
空には満点の星が、海には夜光虫の光がきらめく最高の船出だったのよ。
2 度目のカオハガン旅行は台風に始まり、最初はこれはえらい時に来ちゃったかなと思ったけれど、釣り、シュノーケル、漁、貝拾い、ウニ収穫、朝市、豚の丸焼き、ニューイヤーナイトダンス、蛍、夜光虫、天の川などなど実に盛りだくさんの旅となった。
息子は、よく絡んできた温泉ソムリエさん(彼いわく温泉ソムリエの資格は3万円くらい出すと簡単に取れるらしい)に
「少年(息子のこと)!旅をしろよ」
とか
「少年!恋をしろよ」
とか色々言われていた(*´艸`*)
14歳でカオハガンに連れて来てもらえるなんて幸せだと思えよ!と皆から口々に諫められていた息子だったけど、それが彼にとって良かったのどうか彼の人生の中で何かの糧になるのかどうかは定かではない。
そう、いつだって子連れの旅なんて親の自己満なのよ。
少しでも楽しかったって思えたならそれでいいって思ってる。
少なくとも私はとっても楽しかったからいいんだよ(*´艸`*)
これでカオハガン回顧録は本当におしまい。
3回目の訪問は今のところ予定していない。
また行きたいとは思うけど、世界中まだ訪れていない場所ももう一度行きたい場所も山ほどあるからなかなか3度目の訪問とはならないだろうなあ。
最後の最後にお勧めのフィリピン土産。
マンゴーバー。
マンゴーのパウンドケーキのようなお菓子よ。
セブ島かマニラ空港かは忘れたけどとっても美味しかったから行く機会があればチェックしてみてね♪