こんにちは、たき子です。
昨日7月1日は今年の半夏生でしたね。
そうは言っても、改めて考えてみると半夏生って何?
半夏生という言葉は知っててもよくわかってなかったので調べてみました。
半夏生とは
半夏生とは日本独自の暦、雑節の一つです。
雑節の中では唯一、中国由来の七十二候からとられた名称なのだそう。
かつては夏至から数えて11日目とされていたそうですが、今では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日になっており、2020年は昨日7月1日でした。
天から毒気が降る
雑節と言われても、普段都会で生活しているとまず意識することはありませんが、農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業(特に田植え)を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるのだとか。
なぜなら半夏生には天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたからなのだそうです。
天から毒気が降るって。。。
恐ろしい日じゃないですかガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
妖怪ハンゲや半夏水
さらに、三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっているというのですから本気で警戒していたんですね!
加えて、この時期は梅雨の後半で例年大雨に見舞われることが多くなります。
そのため、西日本では半夏生の頃の大雨を「半夏雨(はんげあめ)」といい、そのときの洪水を「半夏水(はんげみず)」と言うのだそう。
半夏雨や半夏水と聞くと風流な感じがしませんか?
でも実は大雨洪水とは。。。
植物の半夏
植物の「半夏」は別名カラスビシャクと呼ばれるあまり馴染みのない植物ですが、現在でも漢方として活用されているのだそう。
ちなみに紛らわしいところでは、半夏とは別の「半夏生」という植物も存在します。
半夏生の食べ物
たき子は農家ではないし大雨や洪水の被害を受ける土地でもないので関心はもっぱら食べ物だな〜。
半夏生に食べられるものはいくつかあります。
讃岐ではうどん、福井では鯖、そして関西ではタコ。
讃岐は半夏生でなくても毎日うどんじゃんって突っ込みたい気持ちですが(*´艸`)
ちなみになぜ関西ではタコかというと、大地にしっかり根付くように8本足のタコが選ばれたのだそうですよ。
このほか奈良や河内では半夏生餅(つぶし小麦と餅米を同量ずつ合わせて蒸し、ついてからおはぎのように丸めきな粉をまぶしたお菓子)を食べるのだとか。
作ってみたいと思ったのですがつぶし小麦が手に入らないのであきらめました。
そこで、半夏生餅は食べられなかったけど昨日は夕食にタコを食べました♡
小さい明石ダコ。
やはり明石ダコは美味しい〜♪
そして昨夜は気づくと全て冷たい献立でした。
冷やし肉うどんと明石だこ、おいなりさん、オクラ、山芋梅肉和え、卵豆腐、冷奴の干しエビのっけ。
ちなみにたき子の分の冷やし肉うどんはこんにゃく麺です(*´艸`)
母が死にかけた
母がイレウスで緊急手術してから今日でちょうど1週間です。
実は手術は成功したけど、翌朝容態が悪くなってたんだよね^^;
気管が狭くなっていて一時は呼吸が止まりかけていたという。。。
呼吸器を挿管するか判断を迫られ迷った結果呼吸器は断ったんだけどね。
昔父が呼吸器をつけてものすごく嫌がっていたのをたき子で母とで相談して抜いてもらったことがあったんだ。
だから母は挿管してもらいたくないだろうと判断したの。
結果的には呼吸器をつけなくても回復し、今は意識も戻り食事もできるようになったから良かったんだけど。
でもこういう時相談できる人が欲しかったと思うんだよね。
だって母が危ないかもしれないと兄にラインしたけど既読スルーなのよ。
そんな兄に対して言いたいことは山ほどあるし今さら嘆くほど期待もしていないけど、敢えて一言に凝縮すると。。。有り得ねぇ!!!