こんにちは、たき子です。
南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。
長年勤めていた会社を退職したタイミングでその夢を実行に移したのはもう20年以上も前のこと。
4ヶ月間に及ぶ南太平洋一人旅の回顧録その③です。
ホームステイの希望が叶う
南海岸のコーラルコーストを出てバスでナンディへ。
旅行代理店アドベンチャーへ行くと、スタッフの従姉妹ブナがちょうどカンダブ島に帰るというので一緒に連れて行ってもらえることになったんです。
おお!チャーンス!!
リゾートではなくヴィレッジで地元の人たちと交流したいという希望が叶ったというわけ。
ホームステイ先への手土産(スル用の布地。スルとはハワイで言うパレオのような腰に巻く布)を買い船でカンダブ島へ向かうことになりました。
カンダブ島への船は汚水まみれ
船はもちろん雑魚寝だけど、それより閉口したのがトイレ。
詰まっているのかキャパを超えているのか完全に便器からあふれてるんだよね。。。
足下にオシッコがたぷんたぷんしてる。
たき子も含めて皆ビーサン履きなんだけど(;.;)
昔インドを旅した人が、インドでは雨期になると街にウ○チがあふれてビーサンと足の間に挟まるって聞いたことがあるのを思い出した。。。
甘すぎるミルクティと洗濯石けん
翌朝、カンダブ島へ到着しました。
カンダブ島はビチレブ島(フィジー本島)の南にある東西に細長い島です。
着くとミルクティーとパンの朝ご飯を食べさせてもらいました。
パンは美味しいけどミルクティーは恐ろしくあ、まーーーーい!!
フィジーは砂糖が一大産業だから安いのかもしれないけど(*_*)
シャワーはもちろん水シャワー。
青い固形石けんしか置いてなかったのでそれで髪も洗ったんだけど、実は洗濯石鹸だったと後からしることになるの( ゚д゚)
どろんこ汚れを強力に落とすウタマロっていう固形石けん知ってる?
あれによく似てるのよね。
髪洗っちゃったよ。。。
フィジアンの一日
フィジアンは南の島特有ののんびりした気質で、昼間は何することなくたいてい木陰で座って喋ってるの。
喋って食べてお昼寝。
夕食直前にもドレスを貸してもらいアフタヌーンティであっま〜い紅茶とおやつをたらふく食べた。
うん、みんな育つはずだわ(*´艸`)
夕食はご馳走で夕食後はカバタイム。
皆飲んで踊って歌って大騒ぎ。
何回も何回もカバが回ってくるカバの飲み過ぎでお腹ちゃぽちゃぽ。。。
教会で賛美歌を習う
カンダブ島2日目は朝食の後教会へ。
このあたりはイギリスの植民地だったからカトリックなんだよね。
歌の練習に連れて行かれ、わけのわからないまま練習して一緒に歌ったのは多分賛美歌なんだろうな。
フィジー語なので歌詞はわからないけどとってもいい歌。
後にこの時の歌を探しに街のレコード店へ行ったんだけど見つからなかったんだよね。
店員に聞いてもわからないから「ララ~ララ~~ララララ~ラ~♪」って店で何度も歌ったのよ。
「その歌ならコレだ!」って太鼓判押されてミュージックテープ買って帰ったんだけど違ってた。。。
言っとくけどわからなかったのはたき子の歌唱力のせいじゃないと思う(*´艸`)
村の子どもと仲良しに
昼寝のあとはハイスクール生のイバが村を案内してくれた。
村の子ども達とはダンスしたりすごく仲良くなった。
言葉が通じないのは同じだけど、コミュニケーションが単純なぶん大人より子どもたちといるほうが楽しいんだよね。
実はお祭りだった
カンダブ島3日目は朝からカバ。
モーニングカバはけっこうハードよ。
たき子は早々に寝たけど皆は明け方までカバを飲んで歌って踊ってたらしい。
ところがこの日たくさんの人が一気に引き上げ、村は急に静かになったの。
食事も急に質素になってやっと気づいたんだよね、お祭りで皆里帰りしてたんだってということに。
もしかしたら「ブラ・フェスティバル」っていうお祭りだったのかもしれないけど今でもよくわからないままなんだ。
とにかく、全てわからないまま始まりわからないまま終わる生活。
このあとボートでカンダブ島の別の村へ移動したんだけど何故なんて聞かないでね〜!
さっぱりわからないまま流されてるんだから。。。
こんな風に初めてのホームステイは疑問符だらけで流されっぱなしなんだけど、この後ますます流されるたき子です。
その様子は次回カンダブ島の後編でお伝えできると思うのでよければまた遊びに来てくださいね(@^^)/~~~