続おばちゃんDAYS

元給食調理員、現販売員たき子のオオサカのおばちゃんブログです。大学生の息子との二人暮しを楽しんでます

何もなくて豊かな島「カオハガン旅行記」回顧録②出発~夜の船出にドキドキ~磯遊び

こんにちは、たき子です。

カオハガン旅行回顧録の2回目です。

 

カオハガン島とは、フィリピンのセブ島沖に浮かぶ東京ドームほどの大きさの島の名前です。

30年近く前、この島を買った一人の日本人がいました。

たき子と当時小学年生だった息子がこの島を訪れたのは7年半前の事。

 何もなくて豊かな島  さてさて私と息子はそんな暮らしを体験できたのでしょうか。

 

 

 

 

 

マニラ空港で息子初めてのおつかい

カオハガン島へ行くには日本(成田空港or関西空港)からフィリピン・セブ島マクタン国際空港まで飛行機でゆき、セブ島のマリドンゴン港からカオハガン島までは船で移動しなければいけません。

当時直行便がなかったのか日程的に合わなかったのかは覚えてませんが、たき子たちは直行便ではなくフィリピン・マニラ空港で乗り継ぎました。

 

朝関空を出発しマニラへ到着。

マニラ空港のファーストフード店に息子を送り込みました。

息子にとっては初めての海外旅行で、もちろん英語もできないけどちょっとした肝試し。。。ではなく度胸試しですね~。

初めてのおつかいフィリピン編だな。

といっても、ファーストフード店は目の前なんだけど(*´艸`)

 

やがてお釣りと食べ物を抱えて戻ってきた息子。

買ってきてねって頼んだのはチキン1Pだけど、なぜかおにぎりがついてきましたよ(*´艸`)

 

セブ島港では高波で出港待ち

マニラから再び飛行機に乗りセブ島へ到着。

空港でカオハガン島から迎えのフィリピン人と落ち合い車でマリドンゴン港へ向かいました。

 

後は小一時間船にのればカオハガン島よね♪

早く行きた〜い♡

 

。。。ところが、港に着くと現地の人と送迎スタッフが何やら相談してて船に案内してもらえない。。。

どうやら波が高く舟が接岸できないって言ってるみたい?

潮位が上がるまで4~5時間待つことになっちゃったんですよね〜。

っていうか下手したら当日中にカオハガン島まで着けないかもって言っているような。。。(^.^;

 

まあ、仕方ないわ〜。

自然相手にジタバタしたってね。


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ハンモックで遊んで待つのんきな親子です。

 

待ってる間港のレストランで夕食。

何食べたか覚えていないけどシーフードが美味しかったな。

足元には猫がじゃれてて、子猫を4~5匹引き連れておこぼれにあずかりにやってきたりして。

 

真っ暗な海をやっと出航

待ちくたびれてきた夜の10時頃になってやっと出発の連絡が。ヤッター!

 

暗闇を1艘の小舟が近づいてきます。


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え?まさかこれ?

この小舟で島まで行くん!?

 

いやいやいや〜!

ちょっと考えたらそんなはずないってわかりますよね。

だってこれカヌーだもん(*´艸`)

暗闇をよく見ると沖にボートが停泊してました。

 

荷物に続いてカヌーで運ばれる息子とたき子。

ボートまでほんの数十メートルとはいえ、真っ暗な高波の海をカヌーで進むのはスリル満点ドッキドキ~。

 

無事ボートに乗り移り、ボートで夜の海を約30分かけてようやくカオハガン島まで到着したのでした。

 

 

宿泊したのは高床式ロッジ

この日は夜遅かったので、カオハガン島のオーナー崎山さんに出迎えられた後はすぐにロッジへ。

 

ぐっすり眠った翌朝のカオハガン島。

フィリピン語で「おはよう」は「マーヨンブンタグ」です。

 

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高床式のバンガローのようなロッジでベッドは2つ。

当時2人で1泊3500ペソ。
日本円で7000円ぐらいで3食付き。

 

ロッジの窓は開けたら棒でつっかえるだけでガラスも網戸もありません。

でも、カオハガン島は風が強く蚊やハエは少ないので気にならないんですよね。

海に面していて、いい風が部屋に流れ込んで快適〜♪

 

部屋には電気が通っていないのでランプで灯りをとるのも息子には初めての経験。

共同シャワー、トイレは別棟。

手作り感のあるシャワー室(水)も簡易水洗トイレもお掃除が行き届いていて快適です。

 

ちなみに、この高床式ロッジ5棟のが一番安価。

これ以外の宿泊施設(カオハガンハウス)としては林の中にあり電気やシャワーがついた家族向けの大きなコテージ1棟、オフィスのある母屋の一角にあるシャワー、トイレ付きのマスタールーム1部屋があります。

 

息子はハンモックがお気に入り。


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島を散策!商店でくじびきに挑戦

この日は風が強く舟を出せないので浜で遊ぶことに。

 
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ご覧の通りめちゃめちゃ遠浅です。

 

ビーチで遊んだ後は村をスーロイ(散歩)。

カオハガン島は、小学生だけでも滞在できるほど安全な島なのですよね。

 

商店がありました。

島の子どもたちがくじ引きをしているのを見て息子も挑戦。

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ところが、くじびきのルールがたき子には今ひとつわからない(*´艸`)

店のおじいさんが「今日はこの数字」と紙に数字を3個ぐらい書いてあって、それを当てる?

シンプルなくせに、よくわかったようなわからないようなルールだけど息子は順応していたみたい。

1回1ペソ(約2円)で当ればお菓子。
はずれは何ももらえないのですが、なかなか当てるのは難しそう。

 

手持ちの小銭が3ペソだったので3回ひきましたが全部はずれてしまいました。

 

カオハガンの犬事情

この子はサキ(オーナーの崎山さんの事)の飼い犬ランス

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カオハガン島には野良犬が多いのです。

ランスは飼い犬ですが、野良犬が集団でいることもあるようで実は訪れる前はちょっと心配していました。

たき子の子どもの頃は日本でもよく野良犬を見かけましたが、追いかけられたり怖い思いをしていたので野良犬は警戒するものだという意識があったんです。

だけどそんな心配は杞憂でした。

カオハガン島では犬は普通にそこここにいて、人に吠えたり唸ったりすることはありません。

カオハガンではうまく人と犬が共存しているんです。

 

磯遊びで大豊漁!?

夕方潮が引いた海岸を磯遊びに連れて行ってもらいました。

こうした遊びはサキに頼んで村の人をガイドとして手配してもらいます。

この磯遊びは200ペソ(約400円)。


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元々遠浅の海なので、潮が引くと向こうの島まで歩いて行けるんです。


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↑↑写真の奥に写っているのが向かいの島。

ウニ、エビ、貝、カニなどたくさん採れました。


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息子はその場でサルポっていう肌色っぽいホシムシの一種?みたいなのとウニを食べさせてもらっていました。

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写真はウィキペディアより

 

ナイフで処理して海水でじゃぶじゃぶ洗ってパクリ。

ウニは大人の味で息子には美味しくなかったみたいだけどサルポはコリコリして気にいったらしい。

磯遊びに連れて行ってくれた島民がサルボ以外は持って帰りました。

磯遊びで稼いだついでに夕飯のおかずをゲットということなのでしょう(*´艸`)

サルポはマリネにしてもらって夕飯でいただきましたよ~。

 

漁から帰ってきた島民。

快く撮影させてくれました。
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素敵な笑顔ですよね〜♡

 

以上、カオハガンでの1日目でした。

カオハガン島回顧録はまだまだ続きますのでよければまた遊びに来てくださいね~♪