こんにちは、たき子です。
GoToトラベルを使い、ナナハン(たき子の電動ママチャリのニックネーム)で和歌山を目指して旅に出た記事の続きです。
路上の栗拾い
かんぽの宿・富田林を後にし、向かったのは和歌山市内の花山温泉。
距離にして70キロほど。
がんばるどー!!
路上にいろんな実が落ちている。
銀杏やらどんぐりやら。秋だねー!
ふと見ると。。。栗やん!?
ドンのついてない本物?の栗!
拾い放題やん!
歩道とはいえこんなところ誰も自転車で通らないんだろうな。
かばんのポッケに次々栗を投げ込んだ♡
これで万が一ツキノワグマに遭遇しても栗を餌に逃げ切れるよね(*´艸`*)
時々こうして栗拾いしながらナナハンを走らせツキノワグマに与えることなくいっぱい拾ったよ〜♪
かしみん焼きが食べたい!
そんなこんなで栗拾ったりコスモス眺めたり秋を満喫していたのだけど、実はたき子の頭の中。。。もといお腹の中は別の秋に支配されていた。
つまり食欲の秋ね(*´艸`*)
お昼ご飯をどこで食べよう!?
。。。という大問題が浮上していたの。
第一候補はかしみん焼き。
かしみん焼きとは、だんじりで有名な岸和田のソウルフードだそうでつい最近その存在を知ったんだよね。
しかも岸和田でも海側の限られた地域でしか食べられてこなかったというレアなB級グルメ。
お好み焼きの一種なんだけど具は「かしわ(鶏肉)」と牛脂の「ミンチ」でかしみん焼きなのだそう。
だんじりをひく岸和田っ子がオヤツがわりに食べる感じなのかな〜。
でも岸和田を回って和歌山に入ると微妙に遠回り。。。
岸和田に寄っちゃうとナナハンの充電持つかなあ^^;
あー、でも。。。かしみん焼き食べたい食べてみたい。。。
でもでも途中で充電切れるのだけはやだ( •̀ㅁ•́;)
かしみん焼き発見!
泣く泣くかしみん焼きを諦め大阪南部熊取町を通過しようとした時、たき子の目にヒラヒラはためく文字が目に入った。
“かしみん焼き”
かしみん焼きの幟やん!
岸和田じゃなくても食べられるんや!
天は我に味方した〜〜(*^^)v
かしみん焼きの幟が出ていたのは鉄板焼きの店kichitei月の笑。
お好み焼きや焼きソバなどのいわゆる粉もん屋さんだね。
あったあった!かしみん焼き520円、やすーい!♡
ニンニク入りは100円アップなんだけどたいてい皆ニンニク入りが好まれるとの事でニンニク入りを注文。
見た目はお好み焼きよね!
特製マヨもかけてもらいいただきま〜す。
アツアツで香ばしくてトロリとして。。。ビール欲しい(*´艸`*)
↑左はかしわ。右はニンニク。
肉の姿はあまり見かけないのにうま味の濃いしっかりした味なのは牛脂がたっぷり入ってるんたろうな。
香ばしくて特製マヨもすごく美味しい!
ニンニクもあう!
ここから和歌山まで山越えするパワーでそう(๑˃ᴗ˂)و♡
ちんたらママチャリ旅も悪くない
さあ、お腹も満たされたしいよいよ和歌山へと向かいましょう。
電チャリでの旅は自動車道があるところは良いけどそんなの殆どないので歩道があれば歩道を走るの。
自転車は基本車道を走るべきなのは分かっているけど、ほとんど人なんて歩いちゃいない田舎道だからね、車のためにも歩道を走るほうが懸命だと思う。
ただし正直言って車道を走る方がずっと走りやすい。
↑↑こんな風に狭くて草ボーボーで両脇の育ちすぎた草にペチペチ草にはたかれながら通過するのなんて普通だしガタガタで段差も多いし。
電動ママチャリだと、ロードバイカーみたいにシャーッとかっこよく車道を通り過ぎて行く事はできないけれど、ちんたら行くのも悪いことばかりじゃないよ。
↑↑初めて見るこの花はグーグルレンズで検索したらマンサクって出てきた。
こんな風に草花や生き物に足を止めやすいのも魅力なんだ。
たまには栗も拾えるしね(*´艸`*)
電チャリ旅のサポーター
ところで今回の強力な旅のサポーターはこちら↓↓
自転車NAVITIMEっていうスマホアプリ。
行き先を入れればオススメルートや距離、時間、高度、獲得標高なんかを検索してくれるの。
有料版を使えば坂道の少ないコースなんかも検索できるよ〜。
そんな文明の利器も使いながら山越え途中グーグルマップのスクショがこちら↓↓
北から南へ向かっており、南(写真の下)の平野が和歌山。
この山越えコースは途中に犬鳴山温泉を通るの。
電動アシスト自転車といっても坂道はそこそこきつい。アシスト力をマックスにするとバッテリーがどんどん減っちゃうから長距離走ろうと思うとアシスト力はほどほどにしとかないといけないんだよなー。
犬鳴山温泉の文字を目にした時は、もうここで泊まればいいんじゃねえかと思った( ̄▽ ̄;)
山登りには適した乗り物でないが
初めてと言うか改めてと言うか、ようやく思い知った。←今頃?
電動アシスト自転車っていうのは山登りには適した乗り物ではない!!
それでも頑張って登った後待ってるのは至福の下り。
長い時は10分も15分も一切こがずに降りれるの。
傾きかけた日と秋の風が気持ちよくってさー、心地よい風に体温とアドレナリンがあがった体を任せてるとそのまま昇天しそうやわー。
いや、ほんとに!
下手すりゃガードレール越えて天使になっちゃいそうなほど心地よい天国と地獄の電動ママチャリ旅なのでした。