こんにちは、たき子です。
自身2年目となる味噌造りの備忘録です。
今年2月に味噌を仕込んだときの記事はこちら↓↓
汁が漏れてる!
基本的には一年目と同じ材料、同じやり方で仕込んだのだけど、発酵熟成の過程で去年は起こらなかったことが起こっていたの。
ゴールデンウィークが明けた頃に覗いてみると味噌の甕を置いていた場所が液体で汚れていた。
しょえーっ!何か漏れてる!?
見ると味噌の表面が液体で覆われてるじゃない。
まさか失敗!?
慌てて調べてみるとこれは「味噌溜まり」っていって重しをしている味噌の表面に液体が浮かんでくる現象だそうで悪いことではないらしい。
むしろ表面が液体で覆われることによってカビや腐敗を防いでくれる作用があるのだそうよ。
あー、良かったε-(´∀`*)ホッ
白カビ!?
さて、そのまま今年は天地返しをせず(量が少ないため)再び放置すること4ヶ月。
9月の上旬に開けてみると、淵に1箇所白いカビのような物が。。。?
実はこれはカビではなく産膜酵母という味噌の発酵熟成を促す微生物。
悪いものではないけど風味を悪くするというので取り除いた。
去年はこの程度で発酵を終えたんだけど、今年はもう少し熟成させることに。
表面に振り塩をしてラップを貼り付け再び放置した。
手前味噌の完成
そしてさらに2ヶ月後の11月上旬、2021年手前味噌の完成で〜す♪
産膜酵母はさらに増えていたので取り除く。
同じように白い物としては白カビのケースもあるそうなので白カビとの違いを見極めたほうが良いわ。
白カビはもっとフワフワしてて菌糸がはっきり見えるんだって。
完成した味噌は小分けにして冷蔵と冷凍。
このお味噌で毎日味噌汁を。。。と書けるほど最近真面目に料理してないけどきっと美味しかろう! ←まだ食べてないんかい
戻りが大きい
以上、味噌作りを初めてまだ2年目だけど、容器や器具を清潔にして薄暗いところに保管してあげれば失敗なく作れることがわかったわ。
心配した今年の酷暑にも耐えてくれたしね♡
たき子が最初ふと味噌を作ってみようと思い立った理由は単に家に材料があったから。
味噌の材料ってシンプルなんだよね。
大豆、塩、米麹、そして甕(容器)。
それだけあれば作れちゃう。
始めてみると思ったより簡単。
大豆を茹でてつぶして塩と麹を混ぜて甕に詰めるだけ。
それなのに完成した時の満足度が高いっていうのが良いわー。
費やした手間の割に戻りが大きいという点が特に気に入ってるんだよね(*´艸`*)
お得感が大好きな欲深い人向きの味噌造り、年が明けたら2月は味噌造りの季節よ!
よければ皆も味噌造りチャレンジしてみてねー♪