続おばちゃんDAYS

元給食調理員、現販売員たき子のオオサカのおばちゃんブログです。大学生の息子との二人暮しを楽しんでます

らっきょ仕込みはどえらく大変!初めての『らっきょ甘酢漬け』作り

こんにちは、たき子です。

 

ここ数年、果実酒やら保存食作りにハマっています。

梅酒やら実山椒の蜂蜜漬けやら干し柿やら糠漬けやら味噌やら。。。若かりし頃は見向きもしなかったこうした物を作りたくて仕方がなくなるのはババアになったから?

やっぱり?悲しい事に否定できる材料が何一つない。

できないけど。。。誰か否定して(*´艸`)

気休めでいいの。そんなことないよ、若いお姉ちゃんでも作るよ、それどころか2020のトレンドだよ♡って誰か言って〜!

 

 

 

 

 

同じ保存食でもレモン酒とかリンゴ酒とかは、乙女で良いよね♡

でも今回はらっきょだもんなあ。。。

らっきょよ、らっきょ

正式にはらっきょう

いいの、らっきょのほうが雰囲気出るから。

なんで買っちゃったかなあ!

この時期よく売られてる手作りらっきょキットとは目を合わせずに今まで生きてきたのに。

 

『本漬け』と『簡単漬け』

まあええわ、漬けるだけだもんね。

甘酢は市販のを使えば良いし面倒な本漬けではなく簡単漬けで漬けようと思うし。

 

そう、らっきょの甘酢漬けには大きく分けて2種類あるの。

本漬け』と『簡単漬け』。

本漬け』は、らっきょを一旦塩につけて1〜2週間乳酸発酵させた後、塩を抜いて甘酢につける。

これに対して『簡単漬け』は洗った後即漬けちゃうのよね。

風味や食感は『本漬け』のほうが良いらしいし日持ちもするけど、わざわざ漬けた塩を抜くなんてまだるっこしい事はしたくないせっかちなオオサカのおばちゃんだからね〜、簡単漬けでいくことにした!

 

ところがですね、

簡単漬け』やもん!楽勝楽勝♡

。。。なんて余裕かましてた自分を呪うことになろうとはこの時はまだ思いもしなかった( ;´Д`)

 

レシピ『らっきょの甘酢漬け』簡単漬け


f:id:takiko2:20200619111840j:image

材料
土付きらっきょ 1kg

らっきょう酢  700ml

鷹の爪     3〜4本

 

作り方

①土付きらっきょはよく土を洗い流します。


f:id:takiko2:20200619121653j:image

今回生協で注文したらっきょがこれ。

 

ちいさっ!( ゚д゚)

泥んこ。。。

 

細かく根分かれしてるし土が半端なくついてるし、まだ第一段階だというのに時間かかっちゃいました。


f:id:takiko2:20200619121710j:image

 

②少な目の水の中で揉むように洗って薄皮を取ります。


f:id:takiko2:20200619121756j:image

揉むように洗って薄皮を取るといっても、一粒一粒が小さいし、残った土やら薄皮やらちまちまちまちま。。。ここで1時間半経過。

シンクの泥が惨状を物語ってますね。


f:id:takiko2:20200619121815j:image

 

③根と茎を切ります。

根はギリギリで、茎は長い部分を切り落とします。


f:id:takiko2:20200619121831j:image

ふあ〜!めっちゃある!!


f:id:takiko2:20200619121845j:image

 

④再度サッと洗い、熱湯に10秒つけて引き上げます。


f:id:takiko2:20200619121945j:image

一気に湯切りして冷まします。


f:id:takiko2:20200619121912j:image

 

⑤残ってる水分はキッチンペーパーで抑えて取り、煮沸消毒しておいた瓶に入れ、鷹の爪も投入します。


f:id:takiko2:20200619122005j:image

らっきょが浸るまでらっきょう酢を注ぎます。


f:id:takiko2:20200619122013j:image

 

⑥冷暗所で保存します。

約1週間ほどで食べられます。


f:id:takiko2:20200619122023j:image

やっと仕込み終わりました〜!

 

頻繁に開け閉めせず良い状態なら常温で1年ほどもつそうですが、冷蔵保存のほうがシャキシャキ感が保たれるそうなので1週間後に冷蔵庫に入れようと思います。

 

最初から冷蔵庫に入れやすい瓶に小分けにするべきでしたが。。。後の祭りです^^;

 

今回使用したらっきょう酢はこちら。


f:id:takiko2:20200619122033j:image

ミヅホのらっきょう酢。

化学調味料無添加なのでこれを選びました。

もちろん酢と氷砂糖と塩で自作もできます。

 

三年子らっきょうが曲者だった!

しかし。。。誰が簡単って?

何時間かかったんだか。

だって粒が小さいんだもん( ;∀;)

らっきょってこんなに小さかったっけ?

そう言えば三年子らっきょうっていうのを注文したんだっけ。

 

注文したくせによくわかってなかったので改めて説明書きを読むと、

 

“らっきょうで有名な福井県三里浜の砂丘で育てた「三年子」と呼ばれるらっきょうは全国で唯一根付から収穫まで3年もの月日をかけて栽培されます”

 

ほぉ。。。

 

“通常らっきょうは1粒の種が1年かけて6〜9粒に分かれます”

 

なるほど、

 

“これが三年子らっきょうでは40〜60粒になります”

 

え!?

ええっΣ(゚Д゚)

 

どっひゃ〜!

後で知ったこの真実!

たき子わざわざ手間のかかる三年子注文しちゃったのね!

そうとは知らずに、この小さいらっきょハミ出し品か?なんて心の中でディスってた。。。

 

しかも注意書きに、

 

“ご購入後はなるべく早く加工を始めてください!!”

 

なんて脅し文句があったもんだから、夕方生協から受け取ると同時に処理を始めんだよね。

終わったら10時じゃん!

息子が晩ご飯食べない日で良かった〜。

 

洗って剥いて切ったその数324粒!!(前後5粒の誤差あり)

 

もう二度とやらない、やりたくない、やるもか!

 

ちなみに、らっきょを漬けるために必ずしもこんな苦行が待ってるかというとさにあらず。

世の中にはちゃーんと『洗いらっきょう』なんて素敵なものが用意されております。

洗って切って薄い塩水につけてあるんだって!

歯ごたえは劣るらしいけど。。。洗いのほうで良かったんじゃない?

 

今年、できあがったらっきょが万が一美味しくて食べ尽くしちゃったら喉元すぎれば熱さ忘れて(くれぐれも健忘症ではなく)来年もまた作ろうなんて血迷うった事考えるかも。

でももう台所に何時間も立ちたくない。。。その時は水着来て風呂場に持ち込もうかしら。

いや、それとも、ベランダ?

そうだ、らっきょ休暇も取らないと! ←また作る気まんまんかいっ☆\(-.-メ)