こんにちは、たき子です。
ナナハン(たき子の電動アシスト自転車のニックネーム)旅の最終回です。
春の瀬戸内海編、コンセプトは「春の瀬戸内海をうららかに走るよ♪」。
最後は小豆島から神戸、そして大阪に帰ってきました。
小豆島の町並み
実はたき子が小豆島を訪れるのは約30年ぶりだったの。
20代の頃に社員旅行で訪れた時の事はほとんど印象に残っていないんだけど、今こうして訪れるとこんなに魅力的な島だったってことに驚かされる。
前回のブログでご紹介した醤油蔵など古い産業や町並みを残しつつも風化することなく「醤丼」などの新しい名物を生み出しているし、その一方オリーブといった新しい産業も活発で活気が感じられるんだよね。
小豆島の夕暮れ。
瀬戸内海の静かな入り江を眺めながら行く春を惜しんだの。
最後の夕食は地元のスーパーで買ってきた惣菜。
小豆島に限らず地方は早く店じまいするし宿の近くには飲食店がなかったのよね。
できるだけ地元の物を買ったつもりだけど。。。半額に2割引だけど(*´艸`*)
最後の晩餐なんて得てしてこんなもんだわね!
翌朝の朝食もスーパーで買っておいた土佐「すえひろおばあちゃんのはいからケーキはちみつ」。
ふんわりしっとり玉子感たっぷりで美味しかったわ。
愛媛県八幡浜のばぁばの宿のばぁばにもらったオロナミンCと共にいただきました。
坂手港のジャンボ壁画
帰る日の朝、坂手港フェリー乗り場へ。
フェリー事務所の壁絵がアートで素敵でしょう!
この巨大壁絵は、2013年に開催された瀬戸内国際芸術祭の時に設置された『小豆島縁起絵巻』。
芸術家ヤノベケンジさんが小豆島を希望見立て見立て着想した物語を京都芸術大学の岡村美紀さんが絵師として再現したものなのだそう。
自販機で隠れてるのがちょっと残念だけどね。
小豆島ニャンコフェリー
坂手港で船を待っているたき子とナナハンの前に現われたのは何やら可愛いフェリー。
この船はジャンボーフェリーが運航しているフェリーに特別仕様のペイントを施したもので『ニャンコフェリー』と呼ばれているのだそう。
ニャンコには見えん。。。と思ったそこのアナタ、船尾を見てね↓↓
ね、ニャンコでしょう〜♪
神戸で豚まん食べ比べ
ニャンコフェリーで神戸港へ。
神戸で真っ直ぐ向かったのは南京町。
南京町では老祥記の豚まんを買うのがマストなのよ。
普段は老祥記一筋なんだけど、今回は三宮一貫耬の豚まんも買ってみることにした。
北の大地の食いしん坊ブロ友が一貫耬も美味しいよねって言うので二股かけてみた(*´艸`*)
近くの公園で豚まん食べ比べ。
左の小さいのが老祥記で右の大きいのが三宮一貫耬ね。
老祥記はもっちりした生地に濃いめのコクのある餡が包まれていてジューシーな肉の旨味が存分に堪能できる。
三宮一貫耬は551に少し似てるけど餡が甘め。
シャキシャキした玉ねぎの存在感があるわ。
お土産たち
以上、今回の旅日誌はこれでおしまいだけど最後に持ち帰ってきたお土産群をご紹介。
まだ食べていない物もあるけど抜粋してみた。
ザボンチョコは大分土産。
名産ザボン砂糖漬けをビターチョコで包んでいて甘みと苦みのコントラストが良い。
醤油ドーナツは小豆島マルキン醤油を使ったドーナツ。
色は濃いけど醤油感は少なめ。
醤油餅は小豆島土産ではなく愛媛の一六。一六タルトで有名な一六のお菓子よ。
タレがかかってないのにみたらし団子みたいな味で麦芽糖で作った水飴の風味もするお餅。
オリーブクッキーBOULE DE NEIGEはもちろん小豆島。
ホロホロさくさくでオリーブ油感がしっかりあるわ。
ラー油きくらげは香川でゴマ油で有名なかどやの辣油を使ったきくらげの佃煮よ。
小豆島は佃煮の名産地でもあるの。
このラー油きくらげはG1グランプリでも優勝したことがある商品。
コリコリしたきくらげが小豆島の醤油で煮込まれとニンニクの風味、ラー油のピリ辛が渾然一体となってご飯がいくらでもすすんじゃう危険な佃煮よ!
一つ残念のがこの「食べるオリーブオイル」を買いそびれたこと。
これは以前息子が友達と小豆島に行ったときのお土産。
ちりめんじゃこやゴマ、にんにく、唐辛子などをオリーブオイルで漬け込んでいてとっても美味しかったのよ。
岡山から小豆島に降り立った土庄港フェリーターミナルで見掛けたんだけど、荷物になるからその時は買わなかったのよね。
小豆島のどこでも買えるのか思ったら他では見掛けなかったという(;.;)
大阪は満開の桜
ブログにあげるのが遅いせいでずいぶん長く旅行してたみたいだけど実はこれでも旅程を前倒ししたの。
雨の予報を避けたのもあったけど、もうじゅうぶん瀬戸内海や菜の花を満喫したし何より息子の顔を見たくなったんだよね。
息子の大学野球部からのメールで練習試合の結果が入ってきてピッチャーをしている息子は相手打線に捕まり大量失点したことを知っていたの。
落ち込んでいるんじゃないか気になりながら帰宅したけど彼は敗戦を前向きに受け止めていたわ。
留守中のご飯もどうしてるかと思ってたけど、たまには一人暮らしみたいで悪くないなと言っていたしね。
連日朝が早かったらしく家はかなり荒れていたけれど、私が心配することなど何もなかった。
心配しなくて良かったことに一抹の寂しさを感じるんじゃないかと思っていたのだけど、実はそんなことはない。
自分でも意外なほど心から嬉しいと思ったの。
留守の間に桜は満開になっており、息子は少しだけ成長していた。
以上、別府に始まり愛媛、広島、岡山、香川(小豆島)、神戸と春の瀬戸内海をナナハンと共に走り抜けてきた長い旅日誌にお付き合いくださって本当にありがとうございました。
最後に、このコロナ禍で旅行はおろか飲食店への出入りも控えてる方が多い中、長期間の旅行に対して眉をひそめる方もおられるだろうと思います。
ブログの記事にするべきか迷ったのも事実です。
もちろん感染には気をつけているしコロナ禍での旅行スタイルとして思うところはあるのだけれど、言い訳めくのでこれ以上の説明やコメントはやめておくわね。
前半の別府の魅力、そして後半の春のうららかな瀬戸内海の魅力をほんの少しでもお伝えできていれば嬉しいなあ(*^^*)
瀬戸内海は本当に素敵な発見だらけで再訪したい場所が増えてしまったというのが新たな悩みだわ。。。end