続おばちゃんDAYS

元給食調理員、現販売員たき子のオオサカのおばちゃんブログです。大学生の息子との二人暮しを楽しんでます

フィジー「タベウニ島」南太平洋アイランドホッピング回顧録⑤

こんにちは、たき子です。

 

南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。

長年勤めていた会社を退職したタイミングでその夢を実行に移したのはもう20年以上も前のこと。

4ヶ月間に及ぶ南太平洋一人旅の回顧録その⑤です。

 

 

 

 

 

 

女って不便!

ホームステイ家族に別れを告げカンダブ島を出てスバ(フィジーの首都)を経由しタベウニ島へ。

 

タベウニ島のホテルは初めて電話で予約できた。相手が辛抱強くたき子の英語を理解してくれようとしたおかげ。いい人だ。

 

カンダブへの船がトイレちゃぷちゃぷだったので覚悟していたがタベウニ行きの船(アンディサブサブ)はなかなか快適。

フィジアン女性にとってマイ枕は必需品らしく、何人かに一人は枕を小脇に抱えて乗船している。

 

タベウニ島はビチレブ島(フィジー本島)から東北東に位置する細長い島。

港からホテルまで歩いて向かっているところをフィジアンのおじさんに車で拾ってもらった。

自分の村に泊まれば10ドルだよと誘われるがノーサンキュー。

こういう時男だったら気軽に泊めてって言えるんだろうな。ヒッチハイクだってできるだろうし。つくづく思う、女って不便!

 

ラベナビーチへ

ホテルはキッチン付き。

野菜食べてなくて栄養失調になりそうだったので奮発してスーパーで卵とトマトジュースを買う。

夕飯はインドネシア製の日清インスタントラーメンに卵を落とした。ゴージャス!

仕事で来ている外国人が多いみたいで知り合った外国人と仲良くなりいろいろご馳走になる。人にたかって生きてるよなあ。。。

 

システムはわからないが楽しいバス

翌日はラベナビーチのバンガローに移動するためバスに乗ったんだけど、ここのバスは何回乗ってもシステムがわからない。

 

お金を払っている人と払っていない人と前払いと後払いとごちゃまぜ。運転手さんはいったいどうやって把握しているんだろう。そもそも料金だっていい加減で端数とか適当なんだよね。

バスで隣のおじさんがいろいろ話しかけてきたけど例によって何言ってるのかよくわからない。

途中村に停まった村でみんな下車したかと思ったらオレンジを抱えて戻ってきた。

隣のおじさんも買ってきており3個くれた。いい人だ。

皆バスの中でオレンジ食べてるのでたき子も2個食べる。運転手さんも片手で運転しながら片手でオレンジ食べてる(*´艸`)

日本じゃ考えられない大らかさが素敵。

日本だったらそっこークレームだろうな。たき子フィジーのほうが性が合うかもだわ。

 

増水している川に差し掛かった時も、まったく橋が見えないのに涼しい顔で渡る運ちゃん。すげー。

しかも、バスが渡りきったタイミングで雄叫びを上げて両手を広げ川へ飛び込むおばさんがいたりするし。。。車内はさすがにあっけに取られた後爆笑。

フィジーすげー!

 

原始の島タベウニ

ラベナビーチに近づくにつれバスから眺める南国のうっそうとした緑が濃くなりうっとりする。

映画にもなった絵本「かいじゅうたちのいるところ」知ってる?あの中でかいじゅうが緑の森をのし歩く場面があるんだけどあんなイメージなんだよね。

後で知ったんだけどタベウニ島って緑が多くて「ガーデンアイランド」とか「原始が残ってる島」って呼ばれてるのだそう。

 

ラベナビーチでサバをよむ

ラベナビーチのバンガローは電気も電話もないけどランプもカヤもあるし、鍵がついていない事を除けば快適。

 

このあたりの子どもたちは警戒心がなく、ビーチでくつろいでいると子どもが来て、お昼ご飯代わりに食べたスナック菓子の袋をめざとく見つけて頂戴と言ってきた。

ざーんねん!食べた後だよ~ん(*´艸`)

 

テラスにいると村の少年達も来たりして懐っこい。

 

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もちろん小さい子どもだけではなく色気づきだした年齢のオトコも人懐っこくて、その一人バンガローの管理人に村で開かれるカバ&ダンスパーティに連れて行かれる。

夜道に慣れていないため高校生の男の子に手を引いてもらっちゃったよ(//∇//)

 

ホントに皆軽い。

ナンパヤローだらけで、日本人より老けて見えるけど結構若い。

ちなみにたき子は日本人が若く見えるのを利用して10歳サバよんでいた。

ということで旅行中は自称20代前半なの♡ ☆\(-.-メ)

 

夜中に侵入してきたアイツ!

カバパーティはエンドレスなのでほどほどで引き上げバンガローに戻ったんだよね。

うろ覚えだけど確かバンガローは床がなく木で囲まれているだけの小屋。

足下は砂利だったかな。すきまがあるので部屋の中までヤドカリが入ってくる。

 

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寝ようと思ったらカサコソ音が

何っ?

ヤドカリにしては大きい音だと思い見ると、正体はヤドカリではなくネズミだった!( ;∀;)

パンを半分と牛乳を1本飲まれていて、残りの食料を鞄にしまってもいなくならないので気持ち悪くて眠れなかった。

ろくに眠れず朝を迎えたおかげで今回の旅で初めての夜明けの海を見ることができたけど。

朝食を食べてぼーっとしていると子どもが現れ岩陰で○ンコして行った。ははは。

 

ボウマの滝へ

ネズミとの同居は無理なので予定を繰り上げて元いたホテルに引き返したんだけど、島を出る前にバスでボウマの滝へ行ったの。


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地図ではぐるりと1周できそうだったのでどんどん進むと2つめの滝を越えた辺りで道なき道へ。


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とうとう道らしきものがなくなり、引き返すことにしたんだけどおかげでバスの時間にギリギリになって必死で引き返した。

 

だってそのバスに乗らないと下手したら野宿よ!

 

雨上がりの山道はヌルヌルでビーサンは役に立たず裸足で駆け下りた。

何度もすっころんで泥んこになりながらなんとかバスに間に合ったよ〜。

バスの中ではじろじろ見られるし、さんざんだった!

現地の人はおせじにもキレイな身なりではないんだけどその中に入っても目立つぐらい泥んこだったんだろうね。

宿に帰って気づいたんだけど、左手親指の付け根や右手首をねんざしてたしあちこち打ち身だらけ。

もう必死だったからね。めちゃめちゃ疲れた。

滝はきれいだったし帰路は下りで楽だけどもう二度とボウマの滝はヤダ。

 

日付変更線の地へ

タベウニ島を立つ前、日付変更線の看板がある場所へ。


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タベウニ島は本来の日付変更線180°子午線が通る島。

日付変更線にカクカク迂回してる部分があるじゃない。

ちょうどそれがこのあたりなんだよね。


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タベウニからビチレブ島へ戻る船に乗ると映画タイタニックの上映が終わったところだった。

船旅のビデオにタイタニックって。。。ええ趣味してるわ~!

 

さて、タベウニ島から次はどこの島へ?

アイランドホッピングはまたまだ続きます。

その様子はよろしければまた遊びに来てくださいね(^.^)/~~~