続おばちゃんDAYS

元給食調理員、現販売員たき子のオオサカのおばちゃんブログです。大学生の息子との二人暮しを楽しんでます

『別府からミカンの愛媛・八幡浜へ』電チャリ一人旅・春の瀬戸内海編①

こんにちは、たき子です。

 

ナナハン(たき子の電動アシスト自転車のニックネーム)旅の後半に突入しました。

前半の別府温泉でふやけた心身を鍛えるべく後半は電チャリで激走です。

電動アシスト自転車の微弱なフォローを頼りに自らの太腿で勝負をかけるのですっ!!

 

。。。ということで、春の瀬戸内海編のコンセプトは「春の瀬戸内海をうららかに走るよ♪」。 ←どこが激走やねん

最初は別府から愛媛県の八幡浜です(*^^*)

 

 

 

 

 

もともと今回の春旅の一番の目的が「電チャリで春の海辺を走りたい」だったんだ。

春の海といってもどこにしよう?

なんせここは島国、その気になれば海だらけ。

うーん。。。春の海のイメージといえば荒々しい日本海ではないなー。瀬戸内海がいいな。

そんなら別府までフェリーで行ってついでにちょこっと(?)温泉に浸かって、別府から大阪まで瀬戸内海を眺めながら通過しようって思ったんだよね。

 

でも、別府から関門海峡を渡り瀬戸内海を走ろうとすると広島の尾道まででも既に400km近くあるの。


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しかも山口から広島までは勾配もキツそう。

こりゃ無謀でないかい?

それで、うーんうーんと唸りながら穴の開くほど地図を眺め一つの行路を思いついた。

そうだ、別府港からフェリーで四国へ渡っちゃおう!


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つまり上の地図の↑↑黄色い矢印の部分をフェリーで移動し、赤い矢印の部分を電チャリで走るっていう作戦。

これなら愛媛県の八幡浜から尾道まで170kmぐらいだし勾配も少なそう!

サイクルニストの(サイクルニストではないが)憧れの地しまなみ海道で瀬戸内海を横断もできるしね(*^^*)

 

と決まったらまずはフェリーで愛媛県の八幡浜に行くどー!

 

ミカンジュース蛇口にミカンの壁!?

宇和島フェリーに乗り込むたき子と相棒ナナハン。


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船で揺られること2時間45分。

愛媛に入るとそこはミカンに支配された国だった。

 

道の駅八幡浜みなっとではみかんジュースの蛇口が。


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はっ!!

もしや水の代わりにミカンジュースを摂取させて無駄に健康になろうって魂胆なのか!?

それともこのみかんジュース1杯400円は愛媛ミカン教のお布施!?

 

恐る恐るミカンちゃんの後を覗くとミカンジュースの入ったタンクが設置してあるジュースサーバーだった。

愛媛の蛇口からはミカンジュースが出るのかって思っちゃったわ(*^^*)

 

こっちのコーナーなんて100人の壁。。。ではなく立ちはだかるミカンジュースの壁よ!


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“人生いろいろジュースもいろいろ”島倉千代子かよ(*´艸`*)

うーん、深い! ←深くない

 

総選挙で愛媛県が勝利

そういえば2018年の大晦日に息子と2人ミカン総選挙を開催したことがあったの。

きっかけは息子が「ミカンといえば和歌山やんなあ」ってつぶやいたこと。

これは聞き捨てならないと即座に反論したわ。

「ミカンといえば愛媛や」って。

たき子が愛媛に肩入れするのは何故なのか。

それにはこんな理由があるの。以下たき子家における第1回ミカン総選挙の演説です。

 

「関西に住んでるからミカンは和歌山って思うかもしれないけど関東の人はきっとミカンは静岡って言うよ。それに和歌山には梅干しがあるやん?そんで静岡にはお茶がある!でも愛媛には何もないねんで(←あります)。愛媛はみかんに命かけてんねん。愛媛のお土産物売り場はみかんとポンジュースで埋め尽くされてたもんっ(←坊っちゃん団子も母恵夢もあります。ついでにお土産物じゃないけど正岡子規もいます)。愛媛でええやん!愛媛にしといたろうや!!」

 

。。。こうして少々ゴリ押しではあるけどめでたくミカン総選挙は愛媛がセンターに選ばれたわけ。

 

あれから数年、たき子の主張は間違ってはいなかった!

やっぱり笑っちゃうほどのミカン推しだ(*´艸`*)

 

八幡浜・喜寿亭ばぁばの宿

八幡浜の宿は港近くのビジネス旅館喜寿亭ばぁばの宿

 

一見、旅館でもビジネスホテルでもなく施設のような雰囲気の宿なんだ。


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安宿だけど部屋は新しくて清潔だし共同の洗濯機や冷蔵庫、オーブントースターなどが無料で使えるし、長期宿泊者にも快適そうな宿だったわ。


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ばぁばの宿のばぁばはおっとりしたおばあちゃん。

チェックインするとオロナミンCをくれた。

そういえ一昨年の夏ナナハンで五島列島に行ったときの宿のおばちゃんもスタミナドリンクくれたなあ。

頑張って走れってことかしら(*´艸`*)

 

ばぁばの宿にはばぁばが飼ってる懐っこいワンちゃんがいて、ばぁばの足元をすり抜けてすぐまとわりついてくるから犬が苦手な人はビックリするかもね!

 

八幡浜名物ちゃんぽんロンドン

旅といえ場その土地の名物料理は欠かせないよね。

八幡浜は調べてみるとなぜかちゃんぽんが名物らしくて こんな八幡浜ちゃんぽんマップまであった。


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ちゃんぽんと言えば長崎のイメージだけど、八幡浜でも昔からちゃんぽんをよく食べるんだって。

ということで、夕飯はちゃんぽんに決定!

訪れたのは八幡浜でのちゃんぽん3本の指に入ると言うお食事処ロンドン

 

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喫茶店みたいだけどお食事処よ。
さすが人気店でひっきりなしにお客さんが来ていた。

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シャキシャキ野菜と豚肉を炒めたものがたっぷり入ってて麺はもっちり麺。

スープは見た目よりずっとあっさりしてる。

後から知ったんだけど八幡浜のちゃんぽんはあっさりしたスープが特徴なんだって。

美味しいけど長崎のちゃんぽんのほうが好みかな。

 

レトロ銭湯・大正湯

夕食後は大正4年創業というレトロ銭湯、大正湯へ行ったんだけど生憎の休業日。

 

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外から見ても雰囲気あるなあ。

大正湯は簡易宿泊所にもなっていて格安で泊まれるのだそうよ。

 

港の夜景を眺め宿に戻ることに。


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宇和島が近いこの辺りの名産じゃこちくわをツマミに、一杯ひっかけて愛媛の夜は更け行くのだった。


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この辺りのじゃこ天やじゃこ竹輪は小骨を丸ごとすりつぶしたジャリっとした食感が魅力的なのよね♪

 

新鮮な海鮮どーや食堂

明けた翌日、道の駅八幡みなっとのそばにあるどーや食堂へ。

 

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どーや食堂はすぐ隣りにある八幡浜魚市場で水揚げされた新鮮な魚を食べられる食堂でどーや丼(海鮮丼)が人気よ。

バーベキューもできるし、朝も7時から営業していると聞いて朝ごはんを食べに訪れたの。


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学校の椅子を払い下げたのかと思われる懐かしい雰囲気のどーや食堂で朝定食。

焼き魚と小鉢、味噌汁、漬物でワンコインの500円。


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ちょっとばかり人気のある店にありがちな愛想もクソもない店だったけど朝ご飯は美味しかったわ。

さあ、朝ご飯も食べたし松山に向かってしゅっぱーつ!