続おばちゃんDAYS

元給食調理員、現販売員たき子のオオサカのおばちゃんブログです。大学生の息子との二人暮しを楽しんでます

『金魚のふるさと大和郡山』電チャリ一人旅・初秋の大和編⑤

こんにちは、たき子です。

 

ナナハン(たき子の電チャリのニックネーム)旅行の最終回です。

 

 

 

金魚3大産地の一つ

古い町並みの残る城下町・大和郡山市にはもう一つの顔がある。

それが金魚。

大和郡山市は日本の金魚3大産地の一つで、高級魚というより主に金魚すくい用の金魚を生産しているのだそう。

道端には金魚灯籠


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あ。。。金魚灯籠にナナハンが写り込んじゃった^^;


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大和郡山で金魚が養殖され始めたのは享保9年(1724年)で、幕末から明治にかけては録を失った藩士や農家の副業として盛んに金魚養殖が行われるようになったのだそう。


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もちろんマンホールも金魚。

 

金魚と藍染の“紺屋”

江戸時代から続いた藍染商の町屋を再生した箱本館(紺屋)をまず訪れた。


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紺屋は金魚と藍染の店。


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藍染の体験もできる。


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この暖簾みたいなのが可愛いなと思ったら。。。


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金魚すくいの“ポイ”に藍染が張られて繋がれていた。


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屋敷内には金魚の骨董品が展示されていて無料で見学できるから立ち寄って損はないわ。


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紺屋の前の道路にはひとまたぎできるほどの水路が。


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この水路(紺屋川)はお堀とつながっていて、当時はここで紺屋が染め上げた布や糸をさらしていたんだって。

 

金魚みやげなら“こちくや”

ところで金魚といえば金魚すくいだけど、一年中金魚すくいができるお店がここ。


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紺屋の数軒先にあるこちくや


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金魚すくいのコツを指南してくれるそうよ。

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金魚グッズやお菓子のお土産がたくさん売られているし、イベント案内もたくさん貼られているから情報収集にもなるお店。


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女王卑弥呼。。。これ見て思い出した。

友人の友人で卑弥呼に選ばれてた子がいたわ、確か(*´艸`*)

いや、卑弥呼じゃなくて埴輪クイーンだったっけ。。。

 

金魚ストリート

こちくやを出て少し歩くとやなぎまち商店街。通称金魚ストリートね。


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最徐行の看板をよく見ると。。。


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「金魚の飛び出し注意」だって(*´艸`*)


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店先には金魚の水槽がズラリ。


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趣向を凝らした金魚水槽がお目にかかれるんだよね。

 

金魚カフェ“柳楽屋”

自販機型の金魚水槽を設置したこのお店は金魚カフェ柳楽屋


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箱本観光案内所のボランティアガイドさんに大和郡山おすすめのスイーツを尋ねて教えてもらったお店。


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電話ボックス水槽↑↑

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ガラスのテーブルの金具もランタンも爪楊枝入れも金魚だしテーブルの中にまで金魚が泳いでいる。

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金魚フローズンラテ、金魚ホットレモン、金魚すくい!?(あんみつ)などなどメニューも金魚推しよ。

 

金魚ソーダ

イチオシの金魚ソーダを注文。
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メダカ鉢と呼ばれる一番小さい本物の金魚鉢にたっぷりソーダとフルーツが。

「金魚が2匹いるから探してくださいね」との事なのでよっしゃとばかりに捜索することにした。

スプーンでソーダの底を探るとさっそく手応えが!

オレンジ色。。。コレやね!?


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。。。チーン!

ミカンでした(*´艸`*)

金魚はこちら↓↓


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黄桃を型で抜いた金魚ちゃんみっけ♡

ほどなく、もう一匹も捕獲成功。


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フルーツともたっぷりだし、真夏のような暑さがぶり返していたので美味しかったよ。

 

金魚田へ

さて、金魚を見て食べて(!?)最後は生産地を拝めばミッションは果たせる気がするわ。


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金魚ストリートを南下し郡山八幡神社を右に曲がってしばらく走ると田んぼのように仕切られたため池が見えてきた。


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知らなければ田植え直前の田んぼみたいに見えるけど(田植えの季節ではないが)きっとあれが金魚池(実際“金魚田”とも呼ぶらしい)。

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近年は水質悪化で生産量が減ったけど、それでも年間約6000万匹が生産されているんだって。


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ナナハンを路駐?して金魚田に近づいてみると。。。


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うっすら赤い。

こっちははっきり見えるね♡↓↓
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こっちはちびっ子かな↓↓


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メダカサイズのほんのり赤い子達が水面近くを泳ぎ回っていた。

 

帰りは阪奈道路

金魚田を後にし大阪へ。

急勾配で名高い暗峠(くらがりとうげ)を通過しようかと思ったけど、万が一バッテリーが上がるとシャレにならないし(急な坂道はバッテリーの消耗大)登れないぐらいの坂で重いナナハンを押すのは何としても避けたいので帰りは阪奈道路を選んだ。


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大阪平野が見えてきた。

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真ん中あたりの一番高い建物は多分あべのハルカス。

阪奈道路はとっても楽チンであっという間に大阪へついて一泊二日の奈良旅から帰還した。

 

奈良旅総括

今回もいろんなところを回って見て食べて嗅いで五感をフル活動して楽しんだわ。

旅行前は久しぶりにゆっくり温泉つかって美味しいもん食べて♡ぐらいしか考えてなかったけど、古墳時代のお墓、奈良時代の法隆寺、戦国時代の郡山城、近代の遊郭、そして現代の金魚と小菊。

日本の歴史を一泊二日で駆け抜けたような密な2日間を大和の地で体感してきた。

 

たった一泊二日の旅行だけど、あいかわらずボッチだけど。。。やっぱり旅は楽しいなあ(*^^*)

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↑↑コレは奈良の地図。

今回訪れたのは赤丸で囲んだ狭い地域よ。

 

明日香へも行きたいし、レンタカーを借りて山中の温泉を攻めるのも良し、今回行けなかった東大寺の金剛力士くんたちにも会いに行くのも良し♡

もっと日にちをとって攻めるべきだわね。

近いとはいえまだまだ知らないところだらけ。

ここぞという奈良があればぜひ教えてね(*^^*)