こんにちは、たき子です。
GoToトラベルを使い、ナナハン(たき子の電動ママチャリのニックネーム)で和歌山を目指して旅に出た記事のパート⑤です。
いよいよお待ちかね?のトラブル発生ですよ(*´艸`*)
- 和歌山の名湯・花山温泉
- 地域共通券が発行できない!?
- 紙か電子かそれが問題だ!
- 仕方なくこちらから事態をおさめる
- 一番の被害者は誰なのか
- やっとお風呂!ご飯!
- え!?結局紙のクーポンなの!?
- 貴重な旅の時間を無駄にした
- その程度のホスピタリティ
- 温泉は血の味
- 鉄さび色の露天に浮かぶ満月
和歌山の名湯・花山温泉
さて前回お話ししたように宿まであと100mというところでナナハン(たき子の電動ママチャリのニックネーム)のバッテリーはお亡くなりになりましたが、なんとかかんとかホテル花山温泉○○の湯に到着しました。
花山温泉・○○の湯の温泉は関西最強と呼ばれる天然二酸化炭素を多く含む炭酸温泉で、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分が多く含まれている。
有馬温泉金の湯に似てると言われるが炭酸濃度は有馬温泉を凌ぐのだそう。
湧出時は無色透明なのに空気に触れ茶褐色になるんだって。
すごく人気がある宿で、前に調べた時は確か一人での予約ができなかった。
今回ダメ元で調べておひとりさま予約ができたのはやはりコロナで人が減ってる影響なのかな。
日帰りでしか利用する機会はないだろうと思っていた花山温泉・○○の湯の予約が取れて、しかもGoToトラベルキャンペーンで安く泊まれて小躍りしたんだよね。
ところが楽しみにしていたこの宿にチェックインした直後にトラブルは起こったの。
あ、お断りしておくと無事チェックインはできたのよ。
トラブルトラブルともったいつけたので「宿が実はとれていなかった。 激重ペダルを踏みながら周辺宿を回るも、激こぎによる滝汗と形相で、宿に入る前に断られる」などという泥沼を期待?してらした方もおられたけど、流石にそこまで面白い自体にはなってない(*´艸`*)
地域共通券が発行できない!?
今回のキャンペーンではチェックイン後に地域共通券がもらえるの。
地域共通券は10月1日からスタートしたGoToトラベルの施策で、旅行代金に応じて隣接する府県で使用できるクーポン券をもらえるシステム。
↑↑前日たき子のスマホに楽天トラベルからこんなメールが来てたのよ。
この画面をフロントで見せれば地域共通券を受け取れるはずだった。
ものの10秒もかからないはずだった。
ところがフロントに地域共通券くださいと言うとこんな紙を渡されたの
GoToラベル事業所のトラブルのため当館ではQRコードが発行できないから電子チケットを持ってる人は自分でGoToトラベル事務局まで連絡して解決してくださいねっていう内容。
えっ!?
地域共通券がもらえないかもしれない?
そんなアホな!!
紙か電子かそれが問題だ!
ここで整理しておくと地域共通券には紙のクーポン券と電子クーポンの2種類がある。
楽天からたき子のスマホにメールで送られてきた指示では紙のクーポンを受け取るようになってるんだけど、フロントの兄ちゃんはそれはできないと言うのよ。
紙のクーポンがないの?って聞いたら、紙のクーポンは手元にあるけど楽天トラベルは電子クーポンだから渡せないって。
そこがもう、全く噛み合わないのよ。
たき子の提示してるのはそもそも電子チケットじゃないんだから。
楽天トラベルのホームページには地域共通券は紙で発券すると書いてあるし、GoToトラベル事務局に電話で問い合わせても楽天は紙だと言っている。
だけどフロントの若い兄ちゃんはそうじゃないと言いはるんだよね。
事業所用と思われる地域共通券の発券方法がプリントされた手順書を手にして「ここには電子クーポンと書いてある。電話で問い合わせてもそう言ってた」と譲らない。
どうしてもたき子の側で電子クーポン発券の作業をするように迫ってくるの。
仕方なく言われた電子クーポンで発券する方法を試してみたけど上手く行かないし、再度GoToトラベル事務局に電話で問い合わせても楽天の不具合だろうと言われるし。
ならば楽天トラベルの連絡先を教えて欲しいと言っても教えてくれないし、そもそも楽天トラベルの電話番号が見つからない。
まったくの手詰まりだ。。。
仕方なくこちらから事態をおさめる
たき子、ホテル、GoToトラベル事業局の間で、あーでもないこーでもないというやり取りが続き1時間すぎちゃった!
その間ホテル側は困った顔をするだけで前向きな提案は何もしてこないんだよね。
さすがにもうこれは埒が明かないと思ったのでこちらから提案したのよ。
「私はまだここに着いてお風呂にも入っていない。夕飯まで1時間もないがせめて夕飯の前にお風呂に入って汗を流したい。
地域共通券の受け取りは無理だということで今日はもうけっこうです。
後日こちらから楽天トラベルに連絡してポイント還元なり何らかの補償をしてもらいます。
その際、事業者の確認を求められたら事の次第を証明してください」
そう言ってその場をおさめたの。
でも、本当はそれ自体がおかしいよね。
本来それはホテル側がするべき提案なんだよ。だけどホテル側にそんな期待できなかったからたき子からせざるを得なかったのよ。これ以上ごねたように見られて気分悪くしたくないじゃない。せっかくの旅行なのに。
たき子が提案しなければいったいどう落としどころをつけるつもりだったんだろうと思うわ。
2時間でも3時間でもあーでもないこーでもないって首をひねるのか?
一番の被害者は誰なのか
ちなみに、後日楽天に今回の件を確認された時に必要なので貴方の名前を教えてと、対応した兄ちゃんに名前を聞いたら、僕本当は担当じゃないので。。。と言われたわ。
担当じゃないのに面倒なトラブルに巻き込まれた被害者だとでも言いたそうな顔してた。
確かにGoToトラベルはドタバタで決まってるし地域共通券のシステムにしても始まって2日目だしホテルがGoToトラベルに振り回されてるのは理解できる。だけどやっぱり一番の被害者は利用者であるたき子ではないだろうかって思うのよね。
やっとお風呂!ご飯!
ともあれせっかくの旅行をこれ以上気分悪くしたくないので気持ちを切り替えろ〜、切り替えろ〜!と自分に言い聞かせやっと風呂に入り、豪華な食事にありついた。
昨日に続き会席料理。
モンゴイカおつくり美味しい
ボタンエビおつくりあまーい
お肉の鍋厚切りで美味しーい
GoToトラベルで宿泊代が安くなるから奮発してグレードアップでアワビの陶板焼も注文しちゃった♡
グリグリと噛むほどにか甘みがあって飲み込むのがもったいなかった。
食堂少し暑くて汗したたったけどね。
え!?結局紙のクーポンなの!?
ところが食事が終わり、フロント横の土産物売り場をうろついてると一人の宿泊客がチェックインしてたのだけど、その人が「楽天トラベルで」って言うのが耳に入った。
この人も楽天トラベルなんだと思って思わず目を向けるとフロントの女性が地域共通券を渡しているじゃない!
どーいうこと!?
聞くと
「そうなんですお客様、お伝えしようと思ってたんです。あの後担当者が来て共通地域共通券は紙でお渡しできることがわかりまして」
って言われて、あんなに拒まれてた紙の券をあっさりと渡されたんだよね。
フロントの女性に「本当にすみませんでした」って頭下げられてそれで終了。
。。。結局、楽天トラベルのせいでもなんでもなく、すべてあの兄ちゃんの勘違いだったんじゃないか!
人の言う事やこちらの情報を一切とりあわず自分の手元にあるマニュアルでしか対応してなかったせいだったんじゃないか。
しかも兄ちゃんは本来の担当者の名前を言っただけで自分の名前は名乗りもしない。
無責任極まりないからこんなことが起こるじゃないの?
本来の担当が存在するなら(しかも2名もいるらしい)なぜ連絡を取ろうとしなかったのかも疑問。
貴重な旅の時間を無駄にした
そして、何よりせっかくの旅行に来て1時間もこうしたやりとりで時間を無駄にするということに対し、ホテル側が全く慮ってくれないこと自体残念きわまりない。
担当した兄ちゃんも1時間の時間を使ってるけどそれはお給料が発生する仕事としての1時間だからね。
たき子にとっては一泊二日の宿泊で、寝てる時間を差し引いたら起きてるのはほんの数時間。
なのに、そのうちの1時間をつまんないことに費やしてしまったと思うと心から腹立たしい。
その程度のホスピタリティ
そして最大の落ち度は兄ちゃん本人を含めた周りの人の対応だと思うんだよね。
若い兄ちゃんがハナから間違ってたのも、頑としてこちらの言う事に聞く耳持たなかったのも、他の方法を考えようとしなかった事も色々落ち度はあると思うけど、一番ありえないのは周りがそれを見てみぬふりしたこと。
皆、遠巻きに眺めるだけ。
そこにいた全員がせっかく遠くまで足を運んだ宿泊客に対して1時間以上も時間を消費させて平気でいられるってこと。
一人だけたき子の言い分を受け止めて対応しようとしてくれた女性がいたけど、けっきょく兄ちゃんの強い口調に自分の意見を引っ込めてしまったし。
そんなにこの兄ちゃんの機嫌が大事なのかな。
GoToのことがわかる人が他に誰もいなかったから口を出せなかったと言ってたけど、システムがわかるわからないの問題ではなく、あのホテルの従業員が本当にわかってないのは接客そのものだわ。
誰かちゃんとおさめられる人がさっさと間に入るべきだったんだよ。そういう事に気づくスタッフが一人でもいたら事態は変わったはずなのに。
その程度のホスピタリティしかないのかって思うと本当にがっかり。
温泉は血の味
長い記事になってすみません^^;
思い出すと怒りがリフレインしちゃった!
でも、これだけ宿に対する不備を書いたら温泉の良し悪しを書いても意味がないかもしれないけど、温泉の湯には罪はないよね。
お湯は最高!
源泉は温度が低くそのまま入るには寒いけど炭酸泉の効果を最大限に得るには温めたお湯に交互に入るのがいいらしい。
↑↑これはお湯場の外にある源泉の給水口。
飲用としての健康効果もあるそうなので試してみた。
↑↑ほんのすこーし源泉を入れて、横にある天然水の真水を汲んで飲んでみる↓↓
めっちゃ薄めたのに、それでもまだ血の味。鉄が濃いんだなあ〜〜!
ドラキュラ伯爵に教えてあげたらもう乙女の血を飲まなくてもすむと思うわ(*´艸`*)
鉄さび色の露天に浮かぶ満月
そして気を取り直して温泉三昧。
鉄の匂いがすごく、好きずきはあるかもしれないけどやはり名湯だわ。
まあ、この宿ではいろいろあったけど、それもこれも水で。。。いやお湯で流そう。
だってこの日は十五夜の翌日、満月の露天風呂。
鉄錆色のお湯でもやはり浮かぶ月は白く冴え渡っていた。
翌朝一番にお風呂に入ると露天風呂の表面には湯の花でできた膜が張っていた。
ロウのようなお煎餅のような茶褐色の薄い膜で触れるとホロホロと崩れるのが面白いわ。
以上、花山温泉○○の湯は、人気の温泉だけあってお風呂には絶えず人がいるし、さほど広くはないので貸し切り気分でくつろぐことはできないけど、湯治として良いしリピーターも多いし、しょうもないアクシデントさえなければいい所だと思う。
日帰りで入ることもできるから近くにお立ち寄りの際は訪れてみるのがオススメ!
さて、最大の目的である花山温泉にも入ったし、この後大阪に帰るのだけど、帰り道もなかなか楽しい道中だったのでそれはまた次回よければ遊びにきてね〜♪
帰り道には小さいアクシデント、さらに帰宅後にはアクシデントの番外編もあったんだけどそれはまた別の話♡