こんにちは、たき子です。
昨日は端午の節句でしたね。
遡ること一年前、ちまきの紐の正式な?解き方を言葉だけで解説しようと試みるもイマイチ上手く説明できませんでした。
今回は一年越しのリベンジです♪
関西で広まった「ちまき」
端午の節句に食べるちまきって全国区だと思ってんだけど、実は関西以外ではあまり食べられていないと去年ブロ友さんとの交流で知った。
調べてみると「ちまき」は奈良時代に中国の故事から伝わったのだそう。だから奈良から関西、西日本に広まり今でも西日本中心に端午の節句に食べられてる。
対して柏餅は江戸時代に武家の間で広まったんだって。
我が家は毎年両方食べてるけど、関西でもちまきを食べたことがない人はけっこういるみたいで先日も「ちまきってきな粉つけて食べるの?」って聞かれたわ。
ちまきは色のついていない細長い三色団子のような味。甘いのでそのまま食べる。笹の葉の香りが清々しくて美味しいんだよね♡
「あくまき」が原型?
ちなみに、ちまきは承平年間(931〜938年)に編纂された倭名類聚抄という辞書では「もち米を植物の葉で包んで灰汁で煮込む」という製法が記載されているらしいの。
え?これって3年前に九州電チャリ旅行したときハマった「あくまき」じゃないか!
宮崎や鹿児島で端午の節句に食べられている「あくまき」。
独特の匂いがハマるモチモチの郷土菓子なのよね。
皆ちまきの紐問題で悩んでた?
さて、今回は「ちまきvs柏餅」でも、「ちまきvs柏餅vsあくまき」でもなくちまきの紐問題よ。
去年は説明しきれなかった「ちまきの紐をどうやって解くか問題」をつまびらかにする時がとうとうやってきたわ。
思えば一年前書いたブログに「ちまきの紐は解きづらくてイライラする」とか「イライラするから切っちゃう」なんていうコメントをいただいた。
そうだったんだ。
皆そんなにちまきの紐問題で頭を悩ませていたとは!
まかせて!
今日からもうちまきの紐で思い悩むことはなくなるわよ(๑•̀ㅁ•́๑)✧
よくあるちまきの紐の解き方
よくやるのはこの方法。
根本で結わえてある紐の結び目をほどき、
クルクルと回したりして全部解く。
今回たき子が買ってきたこのちまきは比較的巻きが少ないけど、もっとぐるぐる巻きにしてるやつが多くてけっこう面倒な作業ではあるかな。
はい、ようやくお団子のお目見えでーす。
美味し♡
正式な?ちまきの紐の解き方
たき子もずっとこの方法で紐解いていたんだけど転機は(←大げさ)数年前小学校給食の仕事してた時だった。
大阪市の小学校給食では行事献立で毎年ちまきが提供されるんだけど、その時に栄養教諭から教えてもらった正式な?方法を試してみてびっくりぽん!
スルスル〜っと解けるじゃあーりませんか!
根本ではなくトップ部分に着目あれ。
このキュッて縛ってある部分をクイクイっと緩めると。。。
上部が外れ、
後はズボンをずり降ろすように下げるとこの通り↓↓
根本に集まった紐はそのままにしておき、
バナナの皮を剥くように笹の葉をめくって、
なるほど!簡単ですねー。
こういう時動画を貼り付けられるテクがあればより分かりやすいのだけどそんなスキルは持ち合わせてないのでゴメンナサイです。
ともあれ、いただきまーす♡
美味し♡♡
ちまき美味しいわー。
シコシコして笹の香りがたまらん!
端午の節句はすぎちゃったけど、もうしばらくちまきを売る和菓子屋さんも多いみたいだから見かけたらぜひこの方法でちまきの紐を解いてみてね(*^^*)