こんにちは、たき子です。
元、小学校給食調理員たき子による大阪市小学校給食再現メニューです。
今回は『じゃこ豆』と『ひじき豆』。
「ひじき豆」と言うと一般的にはひじきと大豆をだし汁で煮る料理を思い浮かべることが多いと思うけど、大阪市の小学校給食で登場する「ひじき豆」は揚げた大豆を甘辛いひじきタレで絡める食べ物。
おやつ感覚で食べられる人気の献立なの。
じゃこ豆もひじき豆とほぼ同じ。
ひじきがちりめんじゃこに変わるだけの違いなのでまとめてアップするね♪
レシピ『じゃこ豆』『ひじき豆』
《材料》5~6人分
大豆(乾燥) 100g
ちりめんじゃこ 25g
(ひじき豆の場合は乾燥芽ひじき5g)
いりごま(白) 小さじ1
片栗粉 大さじ3
砂糖 大さじ3
濃口醤油 大さじ2
揚げ油 適量
《作り方》
①乾燥大豆は水につけて一晩戻しておきます。もしくは、たっぷりの熱湯に1時間つけておきます(ふたをする)。
ひじきはぬるま湯に15分ほどつけて戻しておきます。
②大豆はキッチンペーパーで水分を取ります。
余分な水分が残っていると片栗粉がムラになり衣がはがれやすくなるのでしっかり水を切ります。
③片栗粉をまんべんなくまぶします。
容器を揺すって全体に行き渡らせます。
④170℃の油でからっとするまで揚げます。
大豆が揚げ足りないと生っぽさが残ります。やや低温でしっかり揚げます。
大豆が浮いてきて軽く色づくまで、目安としては7~8分です。
揚がればしっかり油を切っておきます。
⑤タレを作ります。
砂糖と醤油を合わせ火にかけます。
ひじき豆は戻したひじきを加えて煮詰めます(じゃこ豆はちりめんじゃこを加えて煮詰めます)。
タレは軽くとろみがつく程度まで煮詰めます。
煮詰め足りないとひじき(ちりめんじゃこ)がしんなりしてしまいますが、煮詰めすぎると辛くなります。
④ひじきタレ(じゃこタレ)と揚げた大豆を絡めます。
タレが多すぎても辛くなるので、ひじき(じゃこ)だけをタレから引き上げて絡め、タレは味を見ながら調整するのがオススメです。
さらにじゃこ豆にはいりごまを加え、まんべんなく絡めれば完成です。
甘辛なのでご飯にもおやつにも酒のアテにも最適♡
お箸が止まらなくなっちゃうわよ〜♪
レシピは公開されている
大阪市の学校給食献立はホームページで公開されているの。
↑↑これがじゃこ豆の日の献立表。
私達調理員も全く同じ物を渡されてこれを元に調理していた。
だけど記載されている調理手順はとってもシンプル。
料理って書かれていないちょっとしたコツでずいぶん変わってくるから、家で子どもに「あの給食美味しかったから作って〜」とせがまれても、食べたことない人がこれを見て再現するのは難しいだろうなあ。
これからも人気献立を中心にアップしていくので参考にしてみてね♪