こんにちは、たき子です。
世間ではハンコ廃止が叫ばれている昨今。
確かに仕事の書類や役所の手続きに必要な押印の回数はできる限り少ないほうが良いわよね。
だけど今回はそんなご時世に逆行して、突然ハンコを作りたくなったお話よ。
ダンスの支払い現ナマじゃイヤ!
ハンコを欲しいと思ったきっかけはダンスのレッスン料の渡し方問題だった。
自分の教室を構えている先生なら受付で支払えば良いので悩むことはないけど、フリーの先生や教室所属の先生でもダンスホールなどで個人レッスンを受ける場合はその都度その場でレッスン料を払う必要があるの。
ほとんどの人は現ナマで支払っているんだけどなんか抵抗あるんだよなあ。。。
たき子は現ナマではなく封筒に入れて渡したいのよ。
受け取る先生側は中身しか関心ないだろうけど、なんとなくたき子自身の気持ちの問題として抵抗があるんだよね。
中には銀行の封筒で渡す人もいるみたい。
ううん。。。それもなんだかなあ^^;
銀行の封筒って生々しいよね。しかもタダで貰えるという安っぽさがヤダ。
そこで、たき子は無地の封筒に入れてお渡しすることにしたんだけど、やはり味気ないのが気に入らなかったわけ。
イラストハンコが欲しい
オシャレな封筒を使うという選択もあるけど、もっと良いこと思いついたの。
この封筒に洒落たハンコを押せたらイイ感じだなあって。
その時脳裏に浮かんだのは職場の男性からの商品発注の依頼メモ。
そのメモに押されていたのは、アゴにぶりっこポーズのグーを添えて「お願い♡」とコメントが入ったイラストハンコだった。
何これ、可愛い~!!
実物より若干。。。いや大幅にイケメンくんのイラストが描かれたハンコ。
押した当人、普段は仏頂面でそんなラブリーなハンコ押すキャラだと思わなかったからかなりツボだった。
市販の判子を探したけど
それ以来、そういうハンコが欲しいと思って色々探したのよ。
東急ハンズやロフトなど、ハンコを扱っていそうなショップを探し回るも見つからない。
なんか良い方法ないかなあ。。。フェルト細工や消しゴムハンコが得意な北のブロ友ならチャチャッと作っちゃうんだろうけど、こちとらそんなスキルは皆無だし。
でも。。。そうか!自分で作るというテがあるんじゃない?
“彫る”という高度なテクを駆使せずともハンコを作れる方法が。
そこで検索したらたき子でもできそうなハンコ作りが見つかったんだよね。
ぶきっちょなたき子でもできそうな簡単なハンコ作り、それが紙粘土はんこだったんだ。
紙粘土はんこって?
紙粘土はんこっていうのは文字通り紙粘土で作られたハンコのこと。
作り方は、木工用ボンドで文字を書いてその凹凸を利用し紙粘土で型を取るという簡単な方法。
文字の反転が無いのが良いし、百均で手に入る紙粘土と木工用ボンドだけでできるというお手軽なのが良いわ!
他に必要な物としてはクリアファイルとボンドを絞り出す袋かな。これらは適当に家にある材料を使えるしね。
それとペットボトルの蓋。あ、ペットボトルの蓋は使わなくても作れるよ♡
ということで、たき子の今年の夏休みの自由研究、材料費200円でレッツ紙粘土はんこ作りのスタートよ~♪
紙粘土はんこを作ろう♪
①図柄を作成する
まずハンコの図柄を作成します。
ペットボトルの蓋で型をとり、その中に文字やイラストを描きます。
②絞り袋を作る
プラスチックの袋を用意します。
先をとがらせて丸め、セロハンテープで留めます。
木工用ボンドを絞り入れます。
③木工用ボンドで図柄をなぞる
イラストの上にクリアファイルを切った物を置いてマスキングテープで留め、先端を小さく切った絞り袋で図柄をなぞってゆきます。
何度か失敗し、苦労しながらなんとかなぞれました。
木工用ボンドは粘度があるため細く絞り出すのは難しいですね~。
“ありがと”の文字を添えるのは諦めました( ;∀;)
諦めた“ありがと”は別のハンコとして作ることにしました。
④ボンドを乾かす
ボンドが完全に固まるまで乾かします(数時間)。
⑤紙粘土をハンコの形に成形する
ボンドが完全に乾けば紙粘土の用意をします。紙粘土をペットボトルの蓋に詰め盛り上げます。
表面はきれいに平らにしておきます。
⑥紙粘土に型を写す
ボンドが完全に乾けば、紙粘土をぎゅっと押しつけ型を写します。
最初試みたとき、紙粘土がボンドの型にくっついて残ってしまったので、薄くベビーパウダーをはたいて型を取ると上手くゆきました。
⑦型から外し乾かし完成
すぐに紙粘土を型から外すと紙粘土の反発力で図柄が消えそうだったので、半分ほど乾かしてから外しました(完全に乾かしきってしまうと紙粘土にボンドの型を持っていかれそうだったので半分ほどにしました)。
型から外した後は約一日かけて完全に乾かします。
型から外した段階ではくっきりとした凹みがあったのですが、時間と共に凹みが少なくなってきたような気がします。
。。。嫌な予感がしますが一応完成です。
⑧押してみる
完成した紙粘土はんこを押してみましょう。
インクをつけて。。。
ぺたっ。
がーん( ̄▽ ̄;)!!
顔が赤塗りじゃないか~。
そうか。木工用ボンドで書いた絵や文字は反転しないけど、凹凸は反転するのね。
盲点だった。。。
文字はどうでしょうか。
文字はイラストと違い凹凸反転するのが逆に可愛いけど。。。
う~む。
うまく押せない( ;∀;)
だってね、出来上がった時は平らだった表面が乾くとともに変形してきたんだもん。
もしかして紙粘土の種類がよろしくなかったのかもしれない。
紙粘土にも数種類あってたき子の買ってきたのは“ペットボトルにくっつく紙粘土”っていうタイプだったんだ。
紙粘土はんこ作りまとめ
以上、初めての紙粘土はんこ作りはイマイチな結果となってしまいました。
だけど、上手に作ればきっと可愛いハンコが手作りできると思うの。
簡単だし材料費も安いからお子ちゃまと作って遊ぶのも楽しいと思う。
ただし、最初はあまり細かな図柄ではなく、シンプルなイラスト程度が良いと思うわ~。いろんな方がたくさん動画サイトをアップしておられるから興味のある方は検索してみてね♪
結局ハンコはハンコ屋に
さて、たき子のハンコ作りはどうなったかというと、もう一度紙粘土を買ってきて気にはならなかったわ。だって肝心の顔は黒塗りだし^^;
身の程を知ったたき子は手作りを諦め、楽天ショップを通じてハンコ屋さんに注文することにしたの(費用は1000円弱)。
参考にした絵を元に手描きでイラストをで書き、それを一旦スマホで撮影してからパソコンで修正し、再びスマホでデータを送って注文するという複雑なような簡単のようなよくわからない手順を踏んで注文すると、3日後には普通郵便で完成したハンコが届けられた。
完成したハンコ押すとこんな感じ↓↓
おお、いいんじゃね?
実物はハートの部分に名前が入っているの。
あ、イラストが本人と似ているかどうかは不問にしてね(*´艸`*)
ついでにブロサーの自己画像を今回のハンコに合わせて変更したので、ブロサーの方々ヨロシクね♡
以上、今回のハンコ作りは、クオリティの高い消しゴムハンコをサラッと作れちゃう北のブロ友のような器用人はさておき、たき子のようなぶきっちょなヤツにとってはなかなかの難題で、やはり餅は餅屋、ハンコはハンコ屋だよなあと思い知らされた夏休みの自由研究でございましたとさ。