こんにちは、たき子です。
ナナハン(たき子の電動アシスト自転車のニックネーム)旅の別府編第5弾は別府駅エリアです。
別府の温泉案内地図を見ると「鉄輪温泉」や「明礬温泉」とおなじように「別府温泉」という表記があるの。
別府温泉の中の別府温泉?
頭がこんがらがりそうだけど、要は別府駅周辺にある温泉のことなんだよね。
鉄輪温泉や明礬温泉は山の方だけど別府温泉は海に近い。
お湯は無色透明が多くてあっさりしてるけど、雰囲気の良い温泉がたくさんあるの。
別府温泉のシンボル『竹瓦温泉』
まずは一番人気の竹瓦温泉。
雰囲気のある湯屋が多い別府温泉の中でもピカイチのレトロ感よ。
明治12年(1879)創設で、その後改築され現在の建物は昭和13年(1938)に建設されたものなのだそう。
唐破風造の豪華な屋根、天井の高いロビーなど昭和初期のイメージが色濃く残る造りは一度は行ってみたくなる温泉。
竹瓦温泉に限らないけど、この辺りの温泉の多くはシャワーなどない。
脱衣所もなくて服は風呂場で脱ぐの。
あるのは洗面器ぐらいかな。
洗面器で直接お湯を汲んで洗うんだよね。
たき子の子どもの頃はシャワーなんてなかったから抵抗ないけど若い人は面食らうかも。
※画像はホームページよりお借りしました
たき子が入った時はほとんどというか全員観光客だった。
そこが他の市営温泉と違うところかな。
ほかは殆ど地元の婆さまたちばかりだもん(*´艸`*)
砂湯といえば指宿が有名だけど、竹瓦温泉にも砂湯がある。
浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれるのよね。
竹瓦温泉は窓の位置が低いせいか、男湯はこんなふうに窓から光がたくさん入るんだけど↓↓
女湯はトタンで目隠しがうちつけられていて薄暗いんだよね↓↓
そこがちよっと残念な感じはしたわ。
そういえば、中へ入る前にまず外観の写真撮っていたら竹瓦温泉の窓がガラッと開いて、中から上半身裸の爺ちゃんが顔を出して「入りなさいよ!今空いてるよ。コロナでお客さんがおらん!」って勧誘されたわ(*´艸`*)
竹瓦にも負けない『永石温泉』
たき子が個人的には竹瓦温泉より好きなのが永石温泉。
見た目も浴室も竹瓦温泉と似てるけど平成3年に造られたそうだからそんなに古くはない。
お湯は熱めだが入れないほどではない。
窓が高いところにたくさんある分、竹瓦温泉のような目隠しがないから外の光りがいっぱい入り、とても明るく気持ちの良い温泉なんだよね。
『紙屋温泉』『梅園温泉』『大和温泉』『不老泉』
写真だけで入ってない温泉3つ。
江戸時代からあるらしい紙屋温泉。
とてもそうは見えないけど歴史ありすぎ!
繁華街近くの梅園温泉。
2016年の熊本大分地震で被災して復活したのだそう。
戦後まもなく造られた大和温泉。
丸くて可愛い湯船なのだそうたけど現在休業中らしい。
明治からある不老泉。
昭和天皇も入ったらしいわ。
ゾクゾクする『駅前高等温泉』
あと、ぜひご紹介したいのが別府駅近くのレトロな駅前高等温泉。
脱衣場から浴室に入るドアを開けると急激な下り階段がありその下に石造りの年季の入ったお風呂がある。
石造りの方が熱湯↑↑奥にある脱衣所の下の洞窟のような木造りがゆる湯↓↓
一般ウケする感じの温泉ではないけど個人的にはめっちゃそそられる!ゾクゾクするっ!
温泉入ってゾクゾクしたらアカンけどする!(*´艸`*)
マニアックな温泉が好きな人には超オススメ!
2階には格安の簡易宿泊施設もあるそうよ。
ここまでご紹介した温泉は全て100〜300円と格安なので気軽に温泉巡りできちゃうんだよね♡
昭和初期の雰囲気を残す『山田別荘』
別府温泉エリアの温泉宿もご紹介。
駅チカに似合わない落ち着いた佇まいの山田別荘。
外観も館内も昭和初期の雰囲気がそのまま。
部屋にはテレビも wi-fiもトイレも無いけどすごく居心地が良い。
露天風呂は池を改造したそうで、そういえば鯉が泳いでような雰囲気だったわ(*´艸`*)
以上別府駅エリアの温泉でした。
もりだくさんな別府温泉、まだまだ続くけど次回は別府エリアのグルメ行ってみようかな!