こんにちは、たき子です。
ナナハン(たき子の電動アシスト自転車のニックネーム)旅の後半です。
春の瀬戸内海編、コンセプトは「春の瀬戸内海をうららかに走るよ♪」。
10回目は小豆島グルメです。
オリーブの島
小豆島は香川県と岡山の間にある瀬戸内海の島で香川、岡山、兵庫からいくつものフェリーが運行している。
「古事記」ではイザナギ、イザナミ神が10番目に小豆島(あづきじま)を国生みしたと記載されており、いわゆる由緒正しい島ってやつかな。
小豆島のイメージといえば一昔前は「二十四の瞳」だった。
二十四の瞳は何度も映像化されてるよね。
だけど今は二十四の瞳よりこの植物のイメージが強いかもしれない。
そう、この植物とはオリーブ。
1908年、国がイワシやマグロ等の油漬け加工に必要なオリーブ油の国内自給を図るため、香川、三重、鹿児島の3県にオリーブ栽培を依頼したのが小豆島オリーブの始まりとされている。
3県のうち小豆島のみが栽培に成功し、近年のオリーブ油ブームにも乗って栽培が進んだのだそうよ。
オリーブ畑だけでなく街路樹や垣根まで島のいたるところにオリーブの木が植えられている。
小豆島オリーブ園の醤丼
小豆島醤丼
特に小豆島オリーブ園からの眺めは最高。
オリーブの丘にあるレストラン「レストレア」でお昼ご飯を食べることにした。
レストレアの醤(ひしお)丼は小豆島特産のオリーブ油&醤がマリアージュした丼よ。
ひき肉をオリーブ油で炒めて醤で味付けしたそぼろ、オリーブ油で炒めた小豆島産の野菜がふんだんに盛られており、小豆島特産素麺の入ったすまし汁、箸休めにはオリーブも添えられている。
オリーブ油を2、3周回しがけ、好みでオリーブ香草塩を振ってお召し上がりくださいとの事。
もろみのしっかりした塩味をオリーブオイルが和らげてて美味しい。
揚げたオリーブ素麺も良いアクセントになっていた。
ちなみに一口に醤丼と言ってもいろいろあるの。
①「醤の郷」で作った醤油やもろみを使っていること
②小豆島の魚介、野菜やオリーブなど地元の食材を使っていること
③箸休めはオリーブか佃煮を使っていること
以上の約束事を守った丼を醤丼と呼んでいるそうで刺身などの海鮮に醤タレをかけた醤丼も多く人気みたいよ。
各店の小豆島ニャンコフェリーのホームページに詳しく紹介されているからよければ見てみてね♪
醤油蔵巡り
オリーブともう一つの小豆島特産が醤油。
醤丼からも想像できるように小豆島は醤油造りが盛んで醤油蔵がたくさんあるの。
その中の一つマルキン醤油の記念館を無料見学してきた。
↑↑上の写真が昔の醤油造りで下の写真が今の工場↓↓
工場にはもろみの香りが充満していたわ。
他にもこちらはヤマヒサ醤油↓↓
ヤマロク醤油↓↓
醤油蔵は風格のある建物ばかりで外から眺めるだけでも楽しいよね♪
ヤマロク醤油のヤマロクカフェ
ヤマロク醤油では工場の他、ヤマロクカフェで醤油スイーツが食べられるの。
元祖醤油プリンとコーヒーセット550円。
醤油プリンは茶碗蒸しぐらいの硬さでフルフルしてる。
醤油風味はするけどそこまで醤油感はないマイルドなプリン。
プリンの器もコーヒーが入ってる桶も可愛い。
コーヒーカップも取っ手のない湯呑タイプでオシャレだと思ったら底に紺色の輪が描かれていた。
これは酒のテイスティングのぐい呑の大きい版だわ。
なるほどー、酒と同じように醤油もこうして色や香りを確かめるのね!
こんな器で食べてるとまるで醤油蔵の備品でご馳走になってるような気がしてくるわ(*´艸`*)
醤油蔵の前でいただく醤油スイーツ。
ムード満点で楽しいヤマロクカフェだった。