こんにちは、たき子です。
ナナハン(たき子の電動アシスト自転車のニックネーム)旅の後半です。
春の瀬戸内海編、コンセプトは「春の瀬戸内海をうららかに走るよ♪」。
8回目はこの旅で初めての本州。広島から岡山です。
重工業地帯を抜け広大な畑へ
広島県尾道市を出発し東へ向けて走るたき子とナナハン。
途中、福山を通過するんだけど距離にして10kmほどの福山市を通り抜けるのがやたらしんどかったの。
大通り沿いをひたすら走るだけ。
そういえば昔社会で習ったな。このあたりは瀬戸内工業地帯で福山市といえば製鉄所などの重工業が発達した地域だものね。
車と建物ばかりで少々うんざりしていたところへ現れた広大な畑。
ここは笠岡市にある笠岡湾干拓地。
広域図で見ても↑↑はっきりわかるほど広い。赤の矢印部分を拡大したのがこちら↓↓
天気がイマイチだったから写真的にはアレなんたけどものすごーーく広々して気持ち良いのよ。
北海道育ちとかなら見慣れた光景かもしれないけど、大阪生まれの大阪育ちなのでこんな広大な畑を見たことない。
一面の畑にうるさいほどのヒバリの声。
笠岡えぇとこやわあ!!
笠岡ベイファームの菜の花畑
笠岡でまず向かったのは道の駅笠岡ベイファーム。
ちょうど菜の花が見頃を迎えていた。
今回の旅で出会った菜の花畑の中で一番の群生だった。
菜の花が終わればポピー、夏は100万本のひまわり、秋はコスモスが楽しめるらしいわ。
菜の花畑の側の販売所では笠岡湾干拓地や地元でとれた新鮮な農産物や鮮魚などが販売されている。
時間が合えば笠岡ベイファーム名物「魚の詰め放題」税込み1,500円も楽しそうよね(*^^*)
河川敷堤防沿いの千本桜
菜の花畑を後にしベイファーム笠岡からシャコ丼の店へ向かうために、河川敷を通過したんだけど河川敷の堤防沿いにはかさおか太陽の広場と呼ばれる公園があるの。
かさおか太陽の広場は3.5kmに及ぶ多目的広場で自転車・遊具の無料貸出しなどもあるから子どもを連れて訪れるのに最適な場所よ♪
この堤防沿いに見事で贅沢な桜並木があった。
ナナハンでゆっくり走っても走っても終わらない大島桜の並木は約3kmにわたって植えられているらしい。
まだ2分咲き程度だったのが残念だったけど10日後ぐらいには満開で素晴らしいだろうなあ(1ヶ月ほど前のことです。今ではおそらく葉桜でしょう)。
シャコ丼の店
千本桜を見ながら到着したのは「しゃこ丼の店」。
シャコは海老に似た甲殻類でシャコ科に属する節足動物。
↑↑これは前に大阪のスーパーで買ったシャコの画像。
よく寿司ネタに使われるけど冷凍ものは味が抜けて身がバサバサで美味しいと思ったことはない。
シャコは鮮度が命で、生きているうちに茹でないとおいしくないし茹でたらできるだけ早く食べないと美味しくないんだよね。
父が日生に近い赤穂出身なのでたき子も子どもの頃はバケツいっぱいのシャコをひたすら剥いて食べていた。
最近は漁獲量が減って高級食材になっているなか笠岡ではよくシャコが水揚げのだそう。
「シャコ丼の店」は一見普通の町の食堂。
シャコの絵の看板が目を引くよね。
シャコ丼だけではなくシャコフライやシャコラーメンまである。
前から来たかったお店なのでここは奮発してシャコ丼定食を注文。
シャコ丼定食はシャコ丼(小)、シャコ天、シャコ酢に味噌汁、漬物が付いて1700円。
シャコ丼は卵でとじられており比較的薄味。
シャコ天はオレンジ色の卵が入っていた。
この卵が美味しんだよねー♡
純粋に身の甘さを楽しむなら卵の入ってない雄のほうが良いけど卵の時期はどうせなら卵入りを食べたいわ♪
シャコ酢はしっかり酢に浸されていた。
全部美味しかったんだけど、シャコはわざわざ天ぷらや酢浸しにしなくても良いかなあ。
せっかく新鮮なシャコで勝負できるのだから揚げたり酢に浸したりするのはもったいない。
欲を言えばもっと手を加えず茹でたてのシャコを食べたかった。
この他、時間が合わなかったので行ってないけれど、笠岡では朝市もあって新鮮な魚が手に入るし天然記念物カブトガニの繁殖地で
笠岡市立カブトガニ博物館がある。
マンホールもカブトガニ。
素晴らしい畑はあるし菜の花畑はキレイだしシャコは美味しくてカブトガニまでいる。
あまり知名度はないけど笠岡良いとこよー!
お近くまで行く機会があればぜひ訪れてみてね(*^^*)