こんにちは、たき子です。
南の島好きのたき子はいつか南太平洋の島々を旅したいと思い続けてきました。
長年勤めていた会社を退職したタイミングでその夢を実行に移したのはもう20年以上も前のこと。
4ヶ月間に及ぶ南太平洋一人旅の回顧録その⑩は天国に一番近い島、ニューカレドニアのウベア島です。
「天国に一番近い島」ウベア島
リフー島を出て向かったのはウベア島でした。
ウベア島は、映画「天国に一番近い島」が撮影された島で細長い三日月形の島。
三日月形というよりタツノオトシゴみたいな感じかな?
レンタサイクルで海岸沿いをひたすら走る走る!
ムレビーチから見る海が素晴らしい!
ミルキーグリーンからブルー、濃いブルーへのグラデーション。
天気がイマイチでこれだから晴天ならどれほど美しいだろうと思います。
自転車漕ぎも楽じゃない!
レンタサイクルで海岸沿いを走るというと優雅に聞こえるかもしれないけど、もちろんアップダウンはあるし海風が吹きすさぶし、ヒイヒイ言いながらの移動。
1日漕ぎ続けて死にそうだった。。。
後で地図で見ると往復50km以上漕いでいた。
もう一生チャリに乗りたくない気分。
。。。という舌の音の乾かぬ翌日、今度は北部にある青の洞窟へ。
青の洞窟って言ってもスパゲッティ屋じゃなくて群青色の水が張られている洞窟だよ〜。
でもまあ、青の洞窟はあまり印象に残ってないんだけどね。
青の洞窟を後にしてレキンビーチのレキン橋へついたとたん力尽き橋桁にもたれて行き倒れるように寝てしまいました。。。
さすがに連日の50km超えは無謀だったようだわ。夜、使いすぎた太ももが熱を帯び痛んで眠れないんだもん( ;∀;)
ヌメアに戻り朝市へ
ウベア島を立つ朝一番晴れてた。
なんてタイミングの悪い。太陽のばか。
ヌメアでは水族館へ行くか朝市へ行くか。。。う〜ん、どうしよう。
ヌメア水族館は生きた化石ノーチラス(オーム貝の一種)が飼育されてることで世界的に有名なんだよね。
ノーチラスは全滅したアンモナイトに近い種類とされていてニューカレドニア近海にのみ生息してるのだそう。
悩んだあげく水族館をあきらめ朝市へ。
だってほら、いろいろ現地のもの食べたいんだもん(*´艸`)
鳥の丸焼きやチマキや生春巻きやオレンジやパパイヤやゴマ団子を買う。
東洋人のお姉さんの描いたタペストリーも。
ニアウリエッセンスがすごく良い
それからお土産用のニアウリエッセンス。
ニアウリエッセンスは、ニューカレドニアに多く生えてるニアウリ(フトモモ科)の木の葉を精製したオイル。
ハッカのようなスッとした香りで風邪や感染症予防になるって言われてるの。
一説にはニアウリの木のおかげでニューカレドニアではインフルエンザが流行らないのだとか。
たき子も使ってみたけど風邪の引き始め喉がイガイガする時にアロマすると効いたのでもっとたくさん買って来ればよかったって思ったんだよね。
ニューカレドニアではコロナは流行らないのか気になるところだわ。。。
ポエビーチへ
そこからポエビーチの近くに泊まったんだけど、ポエビーチは長い海岸線だが、ビーチの幅が狭くあまりキレイではなかった。
でも、干上がった海岸はどこまでもどこまでも続いてて誰もいない海岸を歩いていると世界の果てを歩いている気分だった。
思わぬ収穫もあったしね!
それがポエビーチで拾ったノーチラスの貝殻↓↓
ちよっと欠けてるけどコブシぐらいの大きさで海岸にゴロンと落ちてたの。
本当は海外に持ち出すのは良くないんだけど。。。ごめんなさい!時効ですよ、ね?
ポエビーチから見た夕日がこの夏一番の夕日だったのもここへ来た収穫。
パンは美味しく物価が高い
この他、さすがフランス領と思ったのはフランスパンとクロワッサンとカフェオレが安くて美味しいこと。
つらいのは物価が高いこと。
日本と変わらないのよね〜。
たき子といえば、この頃には恐ろしく日焼けしていて日本人にボンジュールと話しかけられたり外国人旅行者に道を尋ねられたりした。
いや、確かにすげー焼けてるけど^^;
この季節は肌寒くてニューカレドニアでは泳がなかったけど綺麗な海は満喫した。
言葉では苦労したけど死ぬまでにもう一度行きたい場所。
リフー島とウベア島の海にもう一度会いにいきたい。
こうしてリフー島とウベア島が今のところたき子の神様の島に一番近い島になったんだ。