こんにちは、たき子です。
10月だというのに最高気温が30℃を超える日が続く大阪です。
一旦涼しくなったと見せかけてのこの仕打ちは心と体にこたえるもので、こんな時はスイーツで涼と癒やしを取るべきと思い立ち、前から通るたび気になっていた店を訪れました。
個性的すぎる屋号とメニュー
気になっていたその店とは谷町四丁目にある麺とかき氷ドギャン。
ドギャン?
入りづらかった一つの理由がこの個性的な屋号にあることは否めませんわ(*´艸`*)
ウケ狙いの品揃えだったらヤダなあと思い二の足を踏んでたのよね。
さて、勇気をだして入店した麺とかき氷ドギャンさん。
麺とかき氷というのも謎な組み合わせだけど、今回は麺はノーチェック。
かき氷のメニューを拝見しましょう。
こっ、これは。。。
ショコラフロマージュに焦がし塩キャラメルとハニーナッツですと?
ティラミスにチョコミント!
表の看板を見て予想はついてたとはいえ、予想以上に凝ったラインナップでないの。
かき氷以外にもレインドロップやジャンボプリンなど気になるメニューが目白押し。
ハロウィンかき氷モンブランに至ってはいったいどこに氷がいるのか!?
さらに、リンゴの乙女の心を惑わすりんごパイかき氷まで。
ひゃー、木霊かき氷にカオナシだって!?
濃厚かぼちゃミルクカルシファーに至ってはもうわけがわからない^^;
一番高いかき氷はナガノパープルなのね。
氷の上に渦高く巻かれているクリームはマスカルポーネかしら。
何を注文しようか悩める子羊。。。
で、何を注文したかというと答えはこちら。
これ、安納芋かき氷。
ごめんなさいね、無難なチョイスで(*´艸`*)
秋だもんね、芋よね。
安納芋と鳴門金時のあれやこれやに心奪われるお年頃なの。
安納芋かき氷
少々お時間かかりますがよろしいですか?との断りにニッコリ微笑むたき子。
御意!時間はあるよ♪
心ゆくまでデコってくれたまえ!!
そして待つこと十数分。
安納芋かき氷が運ばれてきた。
と思ったら、バーナーを手にやおら炙りはじめた!
か、かき氷を炙るなどど何という暴挙!?
いや待てよ。。。砂糖が焦げたカラメルの香りが。。。
やがて芋は色づいて。。。
こーんがり、ツヤツヤの飴がけに♡
うわあ、美味しそう♪
なかなかニクイ演出よね(*^^*)
表面を覆うのは安納芋焼芋ソース↓↓
濃厚な芋感たっぷりクリーミーなソースよ。
ソースの下は練乳味のかき氷↓↓
すっきりしたミルキーな練乳。
お、真ん中に何か見えてきた。
芋かと思ったら生クリームに包まれた栗だった。
しかも干しぐりのような歯ごたえが。。。よく見ると表面に砂糖衣がついてる。
なるほど、マロングラッセね。
中を掘り進むとさらに中心部にはペースト状の物が↓↓
これは焼き芋をそのままペースト状にした焼き芋あんで甘さ控えめ。
面白いなあ。同じ芋でも焦げた風味でちゃんと焼き芋を主張してるんだから。
サイドに配されている三日月型は安納芋の干し芋↓↓
もっちり噛むごとにうまし。
干し芋と交互に置かれているのは鳴門金時の甘露煮↓↓
安納芋とは系統が違うけど鳴門金時も負けず劣らず美味しいのよね♡
そして最後に炙られた芋を↓↓
砂糖が飴になって大学芋のようにカリッとしておいしーい♡
メープルシロップで味変できるし、添えの柿の種までついてている心遣いもうれしいなあ。
めちゃめちゃ食べごたえがあって満足感が高い。
失礼ながらキワモノかと恐る恐る注文したけど良い意味で予想を裏切られた。
“映える”以前に味で十分勝負ができてるわ。
大阪城公園散策の流れで
表の看板には中のメニューにない“濃厚ずんだミルク”なんかもあって、早くもリピりたくてウズウズしてきた。
ちなみに“麺”と“かき氷”二刀流の店なのでたき子のようにかき氷を楽しむ女子の隣で頭にタオルを巻いたガテン系の兄ちゃんたちがラーメンをすすっているというミスマッチも楽しいわ。
ちなみに、ドギャンってドギュンの親戚かと思ったら宮崎弁のドギャンのことだったのね。宮崎郷土料理の本店と姉妹店“ドギャン”が共に大阪にあるのだそう。
タニヨンにある麺とかき氷ドギャン”超お勧めのお店よ!
大阪城からも歩いて行ける距離だから大阪観光の際にチェックしてみてね^^