こんにちは、たき子です。
一時かなりハマり次々仕込んだ果実酒。
たき子の果実酒コレクシ棚を棚をふと見ると、初夏に仕込んでおいたメスレ酒が早くも良い感じになっていたので、去年仕込んだ姫リンゴ酒と一昨年のプルーン酒と共に試飲してみました。
メスレ酒
まず最初はメスレ酒。
メスレっていうのはこれね。
大きめのサクランボぐらいの果物なんだけど、甘みも酸味もぼんやりしたスモモみたいな感じでぶっちゃけ生では不評だった。
そこでホワイトリカーと氷砂糖をドボドボ~。
通常果実酒は物にもよるけど半年からが飲み頃とされていて、梅酒なんかは2年経ってもまだまだ味が浅かったりする。
メスレ酒は今年の7月に仕込んだばかり。
2ヶ月少ししか経ってないから早いかとは思っていたんだけど、あんまりキレイに色が出ているから試飲してみることにしたの。
ね、美しいローズ色でしょう。
どれどれ。。。
え!?
えええ~!?
なにこれ、めちゃくちゃ美味しい!!!
口に含んだとたんパアーっと広がるフルーティーな香りは色と同じく鮮やか。
甘味と酸味のバランスも最高。
これまで仕込んできた数ある果実酒のなかで文句なく一番美味しい!
自分で作ったとは思えない.。
同じ系統の果実酒としてはスモモ酒なんかも過去に仕込んだことはある。
美味しいけど梅酒と似た味だったのよ。
だけどメスレ酒はまったく違う。
美味しくなかった果物がこんな美味しい果実酒になるなんてわからないものよね。
プルーン酒
メスレ酒が衝撃的だったので個人的に見劣りはするものの同時に試飲したのでプルーン酒のことも書いておかなきゃね^^;
プルーン酒を仕込んだのは一昨年の9月↓↓
内地ではあまり出回っていない生のプルーンが手に入ったので仕込んでみたのよね。
その時のブログ記事、旧おばちゃんDaysの“はじめてのプルーン酒仕込み”記事はこちら。
あれか、2年。出来上がりはこちら↓↓
もっとフレッシュな果実酒になるかと思いきや、意外なことに薬草酒のような味になった。
独特の渋みと酸味が体に良さそうではあるわ。
姫リンゴ酒
最後は姫りんご、アルプス乙女で仕込んだ姫りんご酒。
去年の8月に仕込んだので1歳1ヶ月の子ね。
こんなに鮮やかだった姫リンゴ酒は↓↓
すっかり琥珀色の液体に↓↓
まったりした優しい甘さ。
以前いまいち美味しくなかったフジりんごで林檎酒を仕込んだことがあったんだけど、そっちのほうが美味しかったから同じ林檎でも品種や条件によって違うのね。
同時に試飲したメスレ酒の衝撃が大きかったせいもあるのかな。
漬け終わりリンゴの再利用
前の林檎酒は、つけ込んだあとのリンゴもケーキにしたりジャムにしたり美味しかったので今回も種と皮を除いて煮込んでみた。
アルコール分を抜くため、茹でたんだけど、、、
すっかり味が抜けちゃってる。
全てのエキスを酒に奪われたのね。
仕方ないのでミキサーでペースト状にした。
ちょうどカレーを作る予定だったからこのリンゴペーストを入れてみたら、まろやかでトロミもついてワンランク上のカレーになったよ~♪
最近酒量が減ったので果実酒からは足を洗おうかなんて思っていたんだけど、新しい味や発見があるのはわくわくするなあ。
特に美味しくなかった果物が激うまに変化するのは楽しすぎる♪
ということで、果実酒からの卒業は取り消します!
あ、そもそも宣言してなかったっけ(*´艸`*)