こんにちは、たき子です。
ダンス王にアタシはなる!。。。と所信表明した年のはじめから約半年。
これまでの経緯をざっと振り返ってみると、3年ほど続けている社交ダンスをもっと本気でやりたくなって、競技会に出るのを目標にしたものの相手が見つからない、というところまでだったんだよね。
その後相手は見つかったのか?
まあ、誠にどーでもいい話ではございますが現状をご報告してみたいと思います。
上手いからこそ敬遠されることもある
その後も、インターネットのダンス掲示板を見て踊り合わせを申し込んできた人と何人か会った。
だんだんわかってきたのはたき子の年齢と経験なら需要はまあまああるってこと。
競技経験はないんだけど逆にそれがよいみたい。
競技経験のある上手な同年代の女性ならいくらでもいるけど、多少腕に覚えのある年配の男性ほど経験豊富な女性を敬遠する傾向がある。
上手い女性は好き勝手動くから嫌なんだって。
あくまでも自分についてきてくれる従順なパートナーを求めてる人が本当に多いのよ。
で、たき子は基本はそこそこ出来ているけど競技経験がなくてお手頃みたい。
いわゆる手垢がついていないって感じかな。
60代、70代が圧倒的に多いなか、年齢的にもなんと若手の部類だしね( ̄▽ ̄;)
それならすぐに見つかると思うかしら?
ところがどっこい、従順なパートナーを求めてるオジサマとたき子が合うはずがないのよ。。。
なにしろ従順という言葉からは一億光年離れた性格してるわけだからさ。
男性リーダーの度量が肝心だと思う
社交ダンスって男性側の技量が8割ってとこがある。
男性が上手けりゃビックリするほど踊りやすい。
だけどアマチュアなんだからもちろんプロの先生ほど上手い男性はいないしそういう人を求めているわけじゃないんだけどね。
厄介なのは女性から見たらそこそこのレベルなのにやたら上から目線な態度で接してくる男性が多いってこと。
プロの先生方はよくしたもので、ダンスは女性を上手に機嫌よく踊らせてなんぼだってわかってらっしゃる。
だけど中途半端に経験のある男性ほど自信過剰で偉そうで自分に合わさせようとする。
そういうのほんっと無理なのよ。
つまり、そこそこ技量はあっても度量の足りない男性が多いってことね。
たき子程度の実力で男性の技量や度量をあれこれ言うのはお門違いかもしれないし、うまくいかないのはもちろん男性だけが原因じゃないんだけど、これに関しては多くのパートナーが「そうそう!そうなのよ!」と100万回頷くと思うわ。
この女性の悩みをバシッと斬ってくださった記事を見つけたので抜粋してみます。
川田悟先生のブログより
関東にあるKAWATA Dance Clubの川田悟先生が「サトルのDANDAN日記」というブログを運営しておられるのですが、その中の社交ダンス男子の心得という記事でこんな事を書いておられます。
リードを受けろ、自分のリードを絶対だと信じてやまない男。
ボディコンタクトがしっくりこないからと相手を押さえつけたり骨盤が噛み合わないからといって女性の太腿やお尻を押して自分の骨盤に合わせようとするそんな光景を見かけませんか?
しかし大抵の場合で男の体のバランスの位置が悪い骨盤の角度が悪いこれが原因となっています。
そもそも本人はそんな風に考えたことがないのだろう。
ボディコンタクトが離れないのは男にとっては気持ちよくて理想的なダンスだ。
だけどね。男子がわかっていないといけないこと!
あなたの体が歪んでるから女子が離れてしまうのだよ。
出っ尻にして股関節が引けてしまっているのに相手を付けようったってそうはいかないよ?
女子にだってバランスがあるんだ。
男が女性にコンタクトを強要すると周りから見て女性が窮屈そうで男性も全然動けてない場合が多いのだ。
歪んだ体につけたまま踊るなんて不可能に近いのだよ。
パートナーが怪我しやすい人いるよね?
ボディを通じて歪んだ体に連動してしまうから相手も体を痛めます。
あなたにも原因があります。
なので自分の体を治すべきなんだ。
ストレッチしたり動作確認したり左右差を無くすこと!
そこがスタートであり男子の責任でもある。
それと男子になかなか理解されないこと。
女性はヒールを履いてます。
男性の皆さん履いたことありますか?
めちゃくちゃ大変なんだよ。
そこはマジで頭に入れといて欲しい。
そこに通じることでもあるが男性の女性に対しての心得。
パートナーを信じること。
ヒール履いてめっちゃ努力してくれてるから。
あなたのパートナーあなたが思っているよりも全然踊れますよ!!
(中略)
相手を大事にしよう。
そして信用しよう。
そこからお互いを信頼する関係が生まれます。
心当たりがある人は気をつけて楽しいダンス練習に!
もっと女性のことを知りましょうね。
この川田先生のブログ、ほとんどの女性は拍手喝采すると思う。
アマチュア社交ダンスをやる男性はぜひ読んでほしいわ。
謙虚な人は少ない
実際、川田先生の書いておられることを体現するようなこともあった。
実は踊り合わせした中で、一人の男性とは後日もう一度会って踊ってみたの。
うまくゆかない箇所があったんだけど、相手の男性はたき子の踊り方を指摘してきた。でもたき子も納得できなくて、このままでは埒が明かないのでコーチャーに見てもらったら直されたのは殆ど男性側だったわ。
他にもヒールを履いて3時間ぐらい続けて練習してると足が疲れてくるから休憩を取ろうとしたら「体力ないんだね」って言われちゃうし。だーかーらー!脚が疲れたって言ってるだろーー!!
カップルダンスなんだから一方的な押し付けではないコミュニケーションが最も大事だと思うんだけど、往々にして男性はプライドが高くてパートナーと一緒に上達したいと考える謙虚な人ってなかなかいないわ。
全くいないわけじゃないけど、そういう人はすでに決まったパートナーがいるのよね。
ハッキリ伝えても。。。
そんな経験を踏まえ、次に踊り合わせしたリーダー候補の人には最初にハッキリ伝えることにしたの。
「私はリーダーから教えてもらうというスタイルではなく一緒に上達したいと思う人と組みたい」
「いきなり強引なボディタッチはお断りしたい。教えてくれようとしてるのかもしれないが見ず知らずの人にいきなりあちこち触れられるのは不快だ」
これだけハッキリ意思を伝えたのに。。。その人はこれまでのどの人よりも強引にこちらのボディを掴み持論を披露し自分に合わせようとしてきた_| ̄|○
というわけで、今のところ全敗。
お手上げ状態よ。。。
だけどプロの先生でさえ相手を探している人は多いのがこの世界なの。
この間レッスンを受けた女性の先生が「理想のリーダーはいない。どこかで妥協しなければ」と悩ましげにつぶやいていた。
その先生もなかなか良きリーダーとは巡り会えていないみたい。
とっても上手くて素敵でキレイで、たき子から見たらいくらでも相手がいるだろうと思うそんな人でさえ難しいのに、一朝一夕で見つかるはずがないわよね。
ダンス王への道のりは遠い。。。